仏具のデザイン研究所株式会社。富山県高岡市の仏具専門メーカー「株式会社 本保」から出発したアーティストとのコラボ企業。洋間にも溶けこみ洗練された仏具が8月から9月に発売予定。

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畳の和室に障子やふすまといえばお仏壇のある光景が自然と浮かびますね。その部屋には先祖代々の顔写真が歴々と鴨居のまわりに飾られた姿。いかにも日本らしい生活様式だと思います。しかし、今のライフスタイルは圧倒的に洋間中心に作られています。

和室がなく洋間で伝統的なお仏壇との違和感が気になる方に対応する企業があります。

アパートやマンションなどにも自然にマッチする仏具とはどんなデザインなのか?その答えの1つに仏具のデザイン研究所が提案する仏具のあり方が参考になると思います。

もともと仏具の専門販売会社の株式会社 本保は資本金1,800万円で昭和44年に設立され、売上高が2,011年実績で32億円という商業規模の会社です。

それがなぜアートディレクターたちとコラボレーションして新たなブランド会社「仏具のデザイン研究所」を作ったのか考えてみます。

イメージとしての仏壇は彫刻や飾りがきらびやかで自己主張がいくらか強すぎるような気がします。やや派手な作りであればあるほど値段が高い。そんな 風潮が変わろうとしているのかもしれません。シンプルでも高級感があり、優しさを感じさせるそんな仏具の時代がやってきているのかもしれません。

同上研究所では仏具を飾るのみならず「道具としての美」を意識してデザインされているそうです。

これから、こうした提案の機会をどんどん目にすることでしょう。仏具の製造販売も従来の伝統工芸品を頑なに守っていると顧客が限られてしまいます。

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グッドデザイン賞を受賞したり、展示会で賞賛されたり提供する側のコンセプトやアート性はますます重要になってきます。積極的に今の暮らしに溶けこむデザインや機能性を追求した新しい仏具は日常生活品でもあり美術品でもある2面性のような商品特性を高め今後ますます創造されていくはずです。

また支持する人も触発されるようこうした情報の発進はますます盛んになっていくでしょう。

参考)
さすがはアートディレクターやデザイナーがコラボして創られてた仏具だけあり、サイト内を見ているだけでもこころが優しい気持ちになるような気がします。

富山県ではありませんが、2012,2013年グッドデザイン賞を続けて受賞している株式会社インブルームスにも注目して比較してみて下さい。未来形の仏具を感じてもらえれば幸いです。

http://www.inori-orchestra.com/about/gooddesign.html

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(イメージはhttp://www.inori-orchestra.comサイト内より)