The Witcher3 Wild Hunt-寄り道万歳な大人のRPG-

剣と魔法のファンタジーという言葉(ジャンル?)には独特の雰囲気と魅力があると思いませんか?
騎士や王族、魔法使いや精霊に悪魔、様々な薬草に空を駆ける翼竜。
屈強な傭兵や強かな商人、怯える農民に麗しの姫君。
今回紹介するThe Witcher3 Wild Hunt(以下ウイッチャー3)は、
幻想的でありながら人間くさいダークファンタジーRPGです。

引用元 http://store.steampowered.com/app/292030/The_Witcher_3_Wild_Hunt/?l=japanese

 

どんなゲームなの?

物語の舞台となるのは、南方のニルフガード帝国と異世界から現れた死霊の軍勢であるワイルドハントの脅威にさらされた北方諸国。
プレイヤーは様々な異名を持つゲラルト(Geralt of Rivia)となり、
行方をくらませた恋人と義理の娘を捜す旅にでます。
旅の途中には一癖も二癖もあるキャラクターが多数登場します。
物語の根幹をなすメインクエスト、様々な依頼やトラブルを解決するサブクエストが混ざり合い複雑で奥深い体験ができます。
ゲラルトの選択によりエンディングは当然変わります。
平和的に解決するも力に訴えるのもアナタ次第。
選択によっては幸せになる人もいれば、処刑されたり、絶望して首を吊ったり、殺し合いになることもあります。
サブクエストもその選択によってメインクエストに影響したり!?

伝説のモンスタースレイヤーになろう

引用元http://store.steampowered.com/app/292030/The_Witcher_3_Wild_Hunt/?l=japanese

ゲラルトはウイッチャーと呼ばれる社会階級で、主に怪物退治を稼業にしています。
戦闘では対人用の鋼の剣と対モンスター用の銀の剣を用います。
様々なアイテムや簡単な呪文を適切に使い戦闘を有利に進めていきましょう。
戦闘前の下準備も大切です。
敵の習性や弱点を調べ、罠を仕掛けたり錬金術で霊薬などを作ったりとやるべきことは多岐にわたる。
戦闘に勝利し依頼を完遂すれば、様々な素材やアイテム・お金に経験値を得るだろう。
武具を修繕・強化したり、経験値を用いて様々な技能を伸ばしていきましょう。
強力な装備はフィールド上に隠されていたり、商人から購入してもいい。
モンスターの巣や盗賊の野営地、川底だったり墓地にあったりと色々な所に足を運ぶのも面白い。
怪物退治を稼業にしているゲラルトだが、結構な頻度で政治問題や家庭トラブルなんかに首を突っ込む、と言うか巻き込まれる主人公体質の極み。
どんな依頼でも報酬があれば、もしくは心が揺れ動いたのなら依頼を受けるゲラルトさんです。
そんな時に役立つのがウイッチャーの感覚と呼ばれる驚異的な視覚・聴覚・嗅覚です。
現場に残された痕跡を見つけ、ゲラルトの冴えた推理が事件を解決していきます。

物語を彩る様々な神ゲー要素

ウイッチャー3を神ゲーとたらしめる要素を幾つか紹介しましょう。

・神ゲー要素1 ローカライズが凄い

引用元http://store.steampowered.com/app/292030/The_Witcher_3_Wild_Hunt/?l=japanese
個人的に一番驚きありがたかったのは、物凄く自然で粋な日本語化です。
ウイッチャー3はポーランドを拠点とするデベロッパCD PROJEKT REDが開発を手掛けています。
いわゆる洋ゲーと言うやつです。
当然元々の言語でプレイするのが一番なのでしょうが、それは中々難しいのが現実です。
日本語版が存在しないゲームなんて多々ありますし、
あったとしてもツッコミどころ満載の日本語だらけなんてことも結構あります。
しかしウイッチャー3は違います。
ゲラルトを始めとした主要キャラクターは当然ですが、モブキャラクターも全て日本語吹き替えで喋ります。
ゲーム内の手紙や書物などの文字も余すことなく日本語化です。
さらに子どもが歌う童歌や、酔っ払いのくだらないダジャレ、作詞作曲ゲラルトのおかしな歌なんかもあります。
どれも日本語が絶妙な塩梅で、寄り道をするのが楽しくなります。

・神ゲー要素2 景観が凄い

引用元http://store.steampowered.com/app/292030/The_Witcher_3_Wild_Hunt/?l=japanese
このウイッチャー3を語る上で外せないのはやはり高品質なグラフィックスだ。
最近のゲームはどれも高画質なものが多いが、ウイッチャー3も負けてはいない。
昼夜や天気での変化はモチロン、光を反射する水面、雲間や木々から差し込む光の加減は目を見張るものがある。
村や集落の独特の寂しさ、墓地の静寂、街に入れば区画毎に見せる華やかさ。
時にはモンスターや夜盗に襲われた運の無い旅人、罪人か見せしめか大木に吊るされた白骨化した哀れな農民、
戦場で朽ち果てた多くの兵とそれを漁る盗賊や屍食鬼。
広大な世界を愛馬ローチを駆り気ままに旅するのも面白いかもしれません。

・神ゲー要素3 ミニゲームが凄い

引用元http://store.steampowered.com/app/376391/The_Witcher_3_Wild_Hunt__Ballad_Heroes_Neutral_Gwent_Card_Set/
どんなゲームでもミニゲームの類は存在するだろう。
スロットやサイコロにカード、釣りなんかもよくあるものだ。
ウイッチャー3でミニゲームと言えば「グウェント」だ。
グウェントは簡単に説明すると、1対1で行うターン制のカードゲームだ。
大まかなルールは以下のような感じだ。
・勝利条件は先に2ラウンド取った方が勝ち。
・手持ちのカードの中から22枚以上選んでデッキを作る。
・試合開始時にデッキからランダムに10枚を引き手札にする。
・開始直前に2回だけカードを指定して、デッキから引きなおすことが出来る。
・ターン毎に1枚カードを場に出し、カードの持つ数値を競う。
・カードは何れかの勢力に属し、それぞれ能力や配置する場所が違う。
・一度配置したカードは次回以降のラウンドに使用することはできない。
・パスを選択してカードを場に出さないこともできる。
・両者がパスをした時点で数値の合計が高いプレイヤーがそのラウンドの勝者となる。
グウェントのカードは人から譲ってもらったり、商人から購入できる。
対戦に勝利してもカードが貰えるし、偶に宝箱からも出てきます。
グウェントはこの世界でかなり流行しており、様々なNPCに勝負を挑むことができる。
都市によっては大規模な大会が催されていたり、実績解除要素にもなっています。
運以外にも駆け引きが重要なファクターであり、コレクション要素もあり、
序盤の金策にも使えなくはないグゥエントです。
ちなみにこのグウェント、単独ゲーム化しています。
ゲームの核心は残しつつもルールの調整や追加、カードの種類や能力も増えてより駆け引きが面白い頭脳派ゲームになっています。
グウェント以外にも拳闘で拳と拳で熱く語り合ったり、
競馬で世界最速を狙ったりとこれ全然ミニじゃねえっていうミニゲーム達がゲラルトの旅を妨害しますw

・神ゲー要素4 DLCが凄い

引用元http://store.steampowered.com/app/378649/The_Witcher_3_Wild_Hunt__Hearts_of_Stone/
最近のゲームには何かしらのDLCがあるのが当たり前になっています。
ウイッチャー3でも数多くの魅力的なDLCが存在する。
便利な武器や防具、魅力的なコスチュームや髭・髪型、中にはフィニッシュモーションを変更させる物も。
当然あらたなクエストも用意されており、新たな気持ちで冒険できる。
有料になるが、かなり大型のコンテンツも配信されている。
シナリオ面は当然の事ながら、新たらしいアビリティや装備品、アイテムのカスタマイズやグウェントのカードなど、
さまざまな要素が追加され、公式によると30時間以上の冒険が待っているとのことです。

実際にこのゲームを遊んでみて

著者は基本的にハッピーエンドになる作品が好きです。
それこそ一流のバッドエンドよりも三流のハッピーエンドの方がいいくらいに。
そんな著者だからこそゲラルトさんも道義的に振る舞います。
できる限り戦闘は避けますし、困っている人がいたら助けます。
これが普通のゲームならばきっとみんな幸せになるでしょう。
しかしそうは問屋が卸さないのがウイッチャー3です。
助けた人が実は盗賊で後に略奪殺人を働いていたり、昔馴染みの道を正そうとして戦闘になり結局は殺してしまったりと善人ぶると裏目に出ることが結構あります。
ウイッチャーと言う社会階級故に生じる様々な偏見。歩いているだけで罵られることも日常です。
そのくせ困ったことがあった時のみ態度を変える村人。
人を探しているのでその情報が欲しいとなれば、そこに付け込んで無理難題を平気で言う権力者達。
人間の酷い面がこれでもかって言うくらい詰め込まれています。
まぁそれでもなんやかんやでゲラルトさんは人望があるので、
ストーリーによっては人との繋がりを感じるシーンや演出が感動を誘うのもまた事実です。
たまたま助けたキャラクターが後に様々なアイテムを売ってくれるという便利なイベントもあれば、
あるキャラクターを助けてから他の地域に行くと、そのキャラクターの親族に感謝されるなんて言う心温まるお話になることもあります。
1つ1つの出会いにも意味があり、それぞれのキャラクターの物語とゲラルトの物語が密接に関わってきます。
このゲラルトの物語と広大なオープンワールドの旅が交わりが、
ウイッチャー3という「大人向けRPGの1つの完成形」になったのではないだろうか。
まぁ実際、CERO:Z指定なので18歳以上の大人しかプレイできないのですがねw
以上シリアスでダークなどこか人間臭いウイッチャー3でした。

 

【ゲーム情報】

タイトル      The Witcher 3: Wild Hunt(ウイッチャー3:ワイルドハント)
ジャンル      アクションロールプレイングゲーム
対応機種      PC・PlayStation 4・Xbox One
開発元       CD Projekt RED
販売元(日本国内)(PC)CD PROJEKT RED(PS4・Xbox one)スパイク・チュンソフト
プレイ人数     1人
対応言語      日本語・英語・ドイツ語・フランス語・ポーランド語・ブラジルポルトガル語・ロシア語
(吹き替え無し)中国語 (繁体字) ・トルコ語・スペイン語・アラビア語・チェコ語・ハンガリー語・イタリア語

リリース日     2015年5月21日
販売価格      (PC)通常版5486円/Game of the Year Edition版6480円
(PS4)パッケージ版8200円(税抜)/ダウンロード版7380円(税抜)/Game of the Year Edition版6480円(税抜)
(Xbox One)パッケージ版8200円(税抜)/ダウンロード版7380円(税抜)/Game of the Year Edition版6480円(税抜)
対象年齢      CERO:Z(18歳以上対象)
備考        日本語版は、審査機構が禁止する表現を海外版と差し替えています。