討鬼伝・シリーズ -歪んだ世界で終わらない鬼退治-

鬼退治と聞くと桃太郎がピンとくるのではないでしょうか?
有名な昔話ですし、最近では桃太郎をベースとした映像作品やCMも良く目にします。
歴史好きな方ですと源頼光及び頼光四天王を筆頭に藤原秀郷や坂上田村麻呂らが有名でしょう。
この他にも多くの英雄・豪傑の伝説は今に伝えられています。
西洋で例えるとドラゴン退治のような1つのステータスなのです。
今回紹介する討鬼伝は、そんな鬼を討つ戦士「モノノフ」の英雄譚です。

 

引用元http://store.steampowered.com/app/551730/Toukiden_2/

 

あらすじ

古より、“鬼”と呼ばれる異形の存在と戦う者たちがいた。
彼らを称して「モノノフ」(鬼ノ府)という。
千年の長きに渡り、「モノノフ」は歴史の陰で人の世を守り続けてきた。
しかし、太平の時代の末、突如、大いなる災厄が訪れる。
時が歪み、天地が裂け、各地に異界が出現……
かつてない大量の“鬼”があふれ出したのである。
多くの土地が“鬼”に飲み込まれる中、「モノノフ」は生き残った人々を里に迎え入れ、“鬼”に立ち向かった。
七日七晩……短くも熾烈な戦いの後、かろうじて人間の勢力圏を守り通した。
後に「オオマガドキ」と呼ばれるこの災厄を経て、「モノノフ」は人の世を守り、治める組織として、歴史の表舞台に立つこととなった。
それから八年―――
いまだ終わらぬ“鬼”との戦いの最前線に、新たな戦士が派遣される。
人の世を滅びから守るため、モノノフたちよ、“鬼”を討て!

引用元 公式サイトより https://www.gamecity.ne.jp/toukiden/

 

どんな作品なの?

引用元http://www.gamecity.ne.jp/toukiden/toukiden2/outline.jsp

討鬼伝を一言で表すのならば、「和風ハンティングアクション」になるのではないでしょうか?
もっと言うのなら「和風モンハン」とも言えるかもしれない・・・
実際制作者側もモンハンを意識した発言をしているし・・・
明らかな違いは、製作会社があのコーエーテクモゲームスなので歴史要素がふんだんに取り込まれている点です。
教科書に載っているような歴史上の偉人や武将は当然、
殆どの人が知らないであろう忘れられた人物、太古の神々や英雄が深く関わっています。
和風テイストですので狩りに用いる武器も日本人にとっつきやすい物が多いです。
面白い武器種だと鎖鎌とか仕込み鞭なんかがあります。

引用元http://store.steampowered.com/app/363130/Toukiden_Kiwami/

後で詳しく解説しますが、ゲームによくあるスキル関連も特殊です。
ざっくり言うと「ミタマ」の力を借りることでスキルが発動します。
このミタマこそが前述した歴史上の英雄の魂なのです。
討鬼伝はこのミタマを集めることが1つの遊び方でもあり、
ストーリー進行の核になる要素でもあります。

ミタマとは?

ではこの作品の一番の特徴であるミタマについて解説していきます。
ミタマは前述した通り、歴史上の英雄の魂です。
ミタマの多くは鬼に囚われており、その鬼を倒すことによって解放し宿すことでモノノフの力になるのです。
それぞれのミタマには決まった戦闘スタイルが存在し、それによってアビリティの発動が異なります。
RPGで言うならば職業やクラスに相当するものです。
攻撃に特化した物、防御に特化した物、回復に特化した物など全11スタイルを好きなように組み合わせることができる。

引用元http://www.gamecity.ne.jp/toukiden/toukiden2/system_mitama.html
ミタマにはそれぞれスキルを有しており、
作品によって多少仕様は異なるもののレベルを上げることでより強力な効果を得る。
討鬼伝シリーズにはアイテムを使用するという概念が無く、
回復やバフもミタマの力を借りる、「タマフリ」という特殊能力を用いる。
ミタマの総数は各作品200名を超え、日本神話から始まって幕末から明治時代あたりの有名人が顔を揃えます。
スサノオやアマテラスといった神々、卑弥呼や聖徳太子などの古代の政治家、
桃太郎や一寸法師といった童話の英雄、柿本人麻呂や在原業平などの誰それって言う歌人、
大河ドラマにもなった真田幸村や新島八重、篤姫、
各種幕府の征夷大将軍に西郷隆盛や坂本龍馬、新選組などの幕末スター、
ザビエルやジャンヌダルクなどの海外組にトロやラグナと言ったコラボ組も完備してます。
恐らくミタマの半分ほどは誰それって言ういかにもコーエー的な人選です。
ミタマはそれぞれ1枚のカードのような表示になっており、
美麗なイラストに数は少ないものも声もついています。

引用元http://www.gamecity.ne.jp/toukiden/toukiden2/system_mitama.html

また簡単な偉人説明もあり、歴史の勉強にもなるかもしれません。
実はこの歴史の勉強には以外なメリットが存在し、
何かしらの繋がりや因縁があると隠しスキルが発動するようになっているのです。
親子・夫婦・兄弟関係に始まり、所属する流派や組織が同じ、
歌舞伎者や絶世の美女と言った要素など様々な組み合わせが存在します。

 

特徴的な戦闘システムと鬼

引用元http://www.gamecity.ne.jp/toukiden/kiwami/characters6.html

討鬼伝は人の世を脅かす「鬼」を討伐するゲームです。
鬼は、この世とは異なる世界から現れる異形の存在です。
人や生物の魂を喰らって、己の生命力に変えて活動する特徴を有しています。
魂を喰らい続けた大型の鬼になると、失った身体部位を再生するほどの驚異的な生命力を宿します。
ゲーム内でこう言った設定は、表層破壊と部位破壊と言うシステムになっています。
大型鬼は驚異的な生命力と再生力を宿しているため、
通常時は攻撃しても体力は減少しないという特性を持っています。
鬼の体力を削るためには「マガツヒ」という体内の生命力が露出した状態にする必要があり、
体の一部を「部位破壊」するか、
鬼の表層に一定以上のダメージを与えて表層を破壊することで一時的に全身をマガツヒ化させないといけません。
部位破壊が可能な部位は「鬼の目」と呼ばれる特殊能力を用いることで簡単に識別できます。

引用元http://www.gamecity.ne.jp/toukiden/toukiden2/action_power.html

またこの鬼の目でないと発見できない敵やアイテムも存在するほか、
鬼の残り体力も表示してくれます。
部位破壊しても時間が経つと再生されてしまうので 「鬼祓い」という浄化・封印作業を行います。

引用元http://www.gamecity.ne.jp/toukiden/toukiden2/action_power.html

これが他作品でいう所の剥ぎ取りであったり、ドロップであり素材回収の動作になります。
鬼は様々な種類が確認されており、サイズも特性もバラバラです。
小型・中型・大型に体分されます。
純粋な人型はそんなに多くは無く、
蜘蛛型や鳥型・獣型だったり様々な動物のパーツが融合したキメラ型など様々です。
全て共通しているのは「角」が弱点であり、角を壊すと放心状態になるという点でしょうか。
また体力を削ったり、部位を破壊していくと鬼が「タマハミ」とい凶暴な形態変化を行う場合があります。
見た目はモチロン、行動パターンが通常時と全く異なるので注意が必要です。

物語を彩る魅力的なキャラクター

引用元http://store.steampowered.com/app/363130/Toukiden_Kiwami/

討鬼伝には魅力的なキャラクターが多数登場します。
多くの人物は、何かしらの課題を抱えており、
一癖も二癖もあるキャラクターの課題を解決しまとめ上げていくのが大まかな流れでしょうか。
これらの人物の中には主人公と同じモノノフが多数おり、
戦闘や哨戒に主人公を含めて4人まで連れ行くことができます。
それぞれが各武器の達人であり、戦闘ではかなり頼りになる存在です。
またキャラクター間のやり取りや掛け合いも楽しく、
ソロプレイでもまるでマルチプレイをしているような楽しい感覚になります。
直接戦闘に参加しなくても、モノノフを統括・指揮するお頭や軍師、武具を作成強化してくれる職人、
里の守護やミタマとの関係を取り持ってくれる巫女さんなど多くの人物が登場します。
主要キャラクターには声が実装されいて、物語をより印象的にします。
ぱっと思いつくであろう有名な声優さんである山寺宏一さんを始め、
アニメやゲーム、吹き替洋画などを嗜むならば絶対に知っている人が多数声をあてています。
変わったところだと中川翔子さんも主要キャラクターを好演しています。
男性はイケメンはデフォルトで、シブいオッサンだったり筋肉達磨だったりカラクリ人形だったりします。

引用元http://www.gamecity.ne.jp/toukiden/toukiden2/outline.jsp
女性は可愛い系から美人系、妹系も姉系も合法ロリまで、大きいのから小さいの各種萌要素完備しています。

引用元http://www.gamecity.ne.jp/toukiden/toukiden/characters1.html
なおプレイすればわかるのですが真の英雄兼ヒロインは満場一致であるキャラクターになるんですがね・・・

実際にプレイしてみて

引用元http://www.gamecity.ne.jp/toukiden/toukiden2/outline.jsp

プレイする前はモンハンの亜種だろと期待はあまりしていなかったのが本音だ。
確かにモンハンの後発派生作品であり、ゲームの基本となる部分や作りがかなり似ているのは間違いない。
どうしてもモンハンを基準でみてしまうので新鮮味が薄い印象は拭えない。
装備や鬼の強さなどのバランス調整も少し雑な印象を受けるが、
狩りゲーの一番の見せ場でもあるアクションはスピード感があり爽快だ。
各武器によっての操作性や個性も差別化が上手く、
部位破壊システムとの相性もよい。
ただし、同一武器種内での差別化は控えめに言ってもよくはない。
それなりに種類はあるのだが一部の武器が異様に強く、
それ以外が息をしていない状態だ。
オンラインでプレイしていてもほとんど同じ武器や防具で個性がほとんどない。
他作品ほど様々な項目が細分化していないのでどうしても単調気味になっている。
これは戦闘中の回復やバフの手段がミタマに依存しているので、
いちいちアイテムを準備する必要がないので忘れ物が無く、
マルチプレイ時の準備によるロスタイムを軽減させている点メリットにもなっているのだが、
やはり単調であると感じる部分がある。
しかしミタマのスキルシステムは、作品の独自性を発揮しているのは間違いない。
戦闘難易度も良心的であり、味方NPCが優秀なこともありソロプレイでも比較的楽に遊べる好印象だ。
素材採集も専用の道具などは使わないし、採集ポイントは強調表示されているので分かりやすい。
またプレイヤー自身が採集しなくても、NPCに素材採取を依頼することもできなくはない。
レートは悪いが条件によってはアイテム変換機能がある作品も。
またソロで進める物語のシナリオも王道展開であり、大筋の話が分かりやすいのも悪くない。
もっと個人の話を掘り下げてもいい気もしなくはないですけどね。
まだまだ改善すべき点はあるが、シリーズ全体としては人にお勧めできるレベルです。興味が出てきたのなら、製品版に引き継ぎ可能な序盤体験版もあり、気軽に討鬼伝の世界に行くことができます。世界観をより深く楽しめるオリジナルプロモーションアニメも公開中です。


さぁこの機会に、みんなで鬼退治に行きましょう!世界の安寧はアナタ次第!?

 

【作品情報】

一作目完全版

タイトル         討鬼伝・極

ジャンル        ハンティングアクション

開発元         コーエーテクモゲームス(ωフォース)

プレイ人数       1人~4人

対応機種               PlayStation Portable/PlayStation Vita/PlayStation 4/Steam配信

販売価格      PS4版:通常版 3480円/ダウンロード版 3,480円
PS Vita版:通常版 3480円/ダウンロード版 3480円
PSP版:通常版 4800円/ダウンロード版 4286円
Steam版:6,000円

(注:全て税抜き表示)

対象年齢      CERO:C(15歳以上対象)

備考         製品版に引き継ぎ可能な序盤体験版有

追加有料ダウンロードコンテンツ有

PS4版とPSV版の異機種同士でのインターネットを通じ            た協力プレイ及びセーブデータの共有が可能。

 

二作目

タイトル       討鬼伝2

ジャンル      ハンティングアクション

開発元       コーエーテクモゲームス(ωフォース)

プレイ人数    1人~4人

対応機種        PlayStation3/ PlayStation 4

PlayStation Vita/Steam配信

販売価格    PS4版7800円/ダウンロード版7800円

PS3版7800円/ダウンロード版 7800円

          PSV版6800円/ダウンロード版 6800円
                       Steam版7800円
          (注:全て税抜き表示)

対象年齢    CERO:C(15歳以上対象)

備考       製品版に引き継ぎ可能な序盤体験版有

追加有料ダウンロードコンテンツ有

PS4版とPSV版の異機種同士でのインターネットを通じた協力プレイ及びセーブデータの共有が可能。

一作目「討鬼伝」もしくは「討鬼伝・極」のセーブデータある場合、ゲーム内にて特典を入手可能。