ニンディーズ -任天堂が提案する新しいゲームスタイル-

ニンディーズ -任天堂が提案する新しいゲームスタイル-

「スプラトゥーン2」や「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」など、
Switchには魅力的なタイトルが存在しています。
品薄で悪質テンバイヤーが蔓延っている印象が強いですが、
増産体制も整って正規流通品が、
夏頃に比べれば入手しやすくなったと感じます。
そんなSwitchですが、「インディーズゲーム」の1つのプラットフォームになっています。

 

ニンディーズってなんぞや?

ニンディーズとは、「Nintendo」と「Indies」を合わせた造語のことです。
Nintendoは言わずもがな、
Switchの発売元であり様々なゲームを世に送り出している会社です。
Indiesとは、独立系ゲームの事を指しており、
新規独立起業や個人や小規模開発、同人サークルなどによって製作されたゲームの総称です。
PlayStation Networkやゲーム配信サイト(Steamなど)では、
かなりの数の新作がリリースされています。
任天堂は独自の審査システムを規定しており、
同社のハードウェア向けに制作販売される作品に課せています。
著者も様々なプラットフォームでゲームを楽しんでいますが、
3DSを購入した時の「Nintendo eShop」のラインナップは数が少ないというか、
ちょっと手を出してみようかと思う作品がパッとしない印象でした。
そんな中、「Nintendo of America」(任天堂の現地法人)は、
「Humble Bundle」(PCゲームや電子書籍・音楽など利用者が購入したい作品に好きな購入金額を設定でき、利益の一部がゲーム開発者のほか、チャリティ団体にも贈られるという面白いデジタルコンテンツサイトです。)
と協力して、「Humble Nindie bundle」というプロモーションを開始しました。
2015年のE3(ロサンゼルスで行われるゲーム見本市)では、
「Nindies@Home」というオンラインイベントを行うなど精力的に展開していきます。

開発者に制作・販売環境を

2016年7月から、任天堂の開発者向けポータルサイト「Nintendo Developer Portal」のアカウントを取得すれば、
3DSやWiiU向けの作品を開発・配信できるようになりました。
そして2017年にSwitchが販売されました。
Switchもこれに加わり、開発機も5万円程度で入手できるようになりました。
「Unity」や「Unreal Engine4」などのミドルウェアにも対応しています。
この様な要素から個人・小規模開発者などのゲーム製作がし易いのが特徴です。
まさにインディーズに優しい制作環境である事が解ります。なお、ゲームの販売にはレーティング収得や任天堂によるガイドライン審査などを受ける必要があります。

 

ニンディーズのちょっとした問題

ニンディーズでは名作になりそうな作品から、
スルメゲーやクソゲー臭漂う作品まで幅広く取り揃えています。
残念なことですが、日本では未販売の作品もそこそこの数存在します。
しかしSwitchは、リージョンフリーなので日本で発売されていない作品もプレイすることが可能です。
ただし、任天堂からの動作保証は無く、
基本的に日本語対応していない場合が多いです。
ゲームカードならば輸入した物や現地で購入した物を使用すればそのまま遊ぶことができます。
しかし、Nintendo eShopではユーザーアカウントで設定した地域によって配信されている作品が異なります。
日本のアカウントでは、海外のダウンロード作品を購入することができないのです。
解決方法として、海外アカウントを習得して、
その地域で使用可能なクレジットカードやプリペイドカードを使用すればダウンロードは可能です。
注意点として、既存の日本アカウントの国籍を変えてしまうと残高が0になってしまいます。
なので以下のような作業が必要になります。

①海外アカウントを作成する。(以降は北米アカウントでの場合です。)


②使用しているSwitchとアカウントの紐付けを行う。


③eShopを機動して、ユーザー選択で海外アカウントで起動します。
言語設定などは適当で大丈夫。


④eShopの残高を追加する。これが鬼門でメンドクサイ。
何故なら日本のクレジットカードやeShopカードは使用できないのです。
なのでそれぞれ海外の物を用意する必要があります。
「米Amazon」や「Playasia」と言ったサイトでeキャッシュを購入します。
「PayPal」にも対応しているので、日本のクレジットカードを使用してPayPalアカウントを海外にすれば利用できる。
ただし海外のサイトなので、安全かどうか、英語での対応ができるかなどを考慮する必要がある。
著者自身経験は無いが、国際電話での本人確認を要求されたと言う話も聞きます。


⑤後は購入するだけ。著者は地域設定がアメリカだったので、
購入時にZIPCODE(日本で言う郵便番号みたいなもの)を聞かれたました。
アメリカでは州によって税率が異なるので、何もなければ消費税が無い州を選ぶと良いと思います。
具体的には、アラスカ州・オレゴン州・モンタナ州・ニューハンプシャー州・デラウェア州の5つ。
州によって税率が結構変わるので注意です。


⑥プレイする際はどのアカウントでも遊ぶことができます。
作品によっては、日本のアカウントで起動したら、
自動的に日本語化された状態になるものもあります。


ニンディーズ以外にも、良質なインディーズゲームが世に送り出されています。
ゲーマーな著者としてはとても良い風潮です。
これにより様々なプラットフォームで新たな風が吹き込むでしょう。
日本ではスマートフォンやタブレット型端末の普及によって、
手軽に遊べて搾取されるソーシャルゲームが流行っていますが・・・
それなりに思う事がありますので、是非とも頑張ってもらいたいです。