コンセントからの充電を自動で止めるアプリ/ノートパソコンのバッテリーはコンセントをさしたままでも長持ちできる?!/Panasonic、NEC、レノボ編

Windows7でバッテリーメーターで交換を促される様子

Windows7でバッテリーメーターで交換を促される様子

痛むと分かっていても、ノートパソコンはついコンセントをさしっぱなしにしてしまうもの

このような表示が出てしまうようになると、もうスペアのバッテリーを用意する以外に道はありません。コンセントを抜いた瞬間にパソコンの電源も落ちます。

今回はPanasonicレッツノート、レノボのThinkpadやIdeaPad、NECのLavie ZやスタンダードモデルのLavieを中心にコンセントからの充電を自動で止めるアプリを特集します。

バッテリーの寿命を伸ばそうとして、バッテリーだけで使える時間が足りなくなるリスクもあります。どうぞバッテリーの有効活用の参考になりますように。

買ってそのままの設定でバッテリーを酷使させないために

これもノートパソコンのバッテリーの設定は最大駆動できる時間がより長くするためにも100%に充電するようになっています。初期設定で100%まで設定するために、長寿命でバッテリーを使いたい場合はユーザー自身で充電の上限を決める必要があるのです。

ecoモードをオンにするためのレッツノートの解説イメージ

ecoモードONにする例
http://askpc.panasonic.co.jp/beginner/topics/eco.htmlより

Panasonic レッツノートのバッテリーユーティリティ

レッツノートシリーズではバッテリーの充電を80%で止めるecoモードを搭載しています。

レッツノートシリーズに搭載されている「エコノミーモード(ECO)切り替えユーティリティ」を使うことで過充電を防ぎます。

http://askpc.panasonic.co.jp/beginner/topics/eco.htmlより 100%の充電に比べて20%駆動時間は短くなるもののバッテリーを長く使えることにつながるパナソニックによる経験的データ

http://askpc.panasonic.co.jp/beginner/topics/eco.htmlより 100%の充電に比べて20%駆動時間は短くなるもののバッテリーを長く使えることにつながるパナソニックによる経験的データ

上の図より充放電回数が80%による充電の方が長く使えるという説明グラフです。

ここで考えたいのが高級機ほど80%充電でコンセントからバッテリーの充電を停止する独自の設計があるということです。

パナソニックのレッツノートでecoモードをオンにするとコンセントさして放置しても80%で止まるという機能は利用しているユーザー以外からはあまり知られていないような印象があります。

やり方も実にシンプルecoモードをオンにするようにクリックするだけです。これで充電を自動で80%で止められる設定となります。

パナソニックのレッツノートの例。バッテリーを一度完全放電させることでバッテリーの性能表示や寿命を伸ばすことに有利になる様子

パナソニックのレッツノートの例。バッテリーを一度完全放電させることでバッテリーの性能表示や寿命を伸ばすことに有利になります。

画像のように完全充電>完全放電>完全充電をしてバッテリーをリフレッシュするアプリがあります。これによりそろそろ交換という警告表示が補正され、そろそろ交換というメッセージが早とちりされて表示されないようになります。

NECのバッテリ・リフレッシュ&診断ツールの画面

https://121ware.com/qasearch/1007/app/servlet/qadoc?QID=018150より

NEC LAVIEについてのバッテリーユーティリティについて

国内大手のNECではlavie Zシリーズで実現しています。

実際の様子は、東京の行政書士のブログの2015.04.05を(参考にさせていただいております)

バッテリー長寿命化のためにノートPCを8割充電モードに切り替える

や、

法人向けNECのノートパソコンでは充電段階が選択できるような様子です。

法人向けNECのノートパソコンでは充電段階が選択できるような様子です。http://jpn.nec.com/products/bizpc/support/information/batterypack/より

↑の画像のURLにもあるようにビジネスパソコン用のものです。つまり、コンシューマーモデルといわれるような一般消費者向けでは採用されていないかのように見えます。

NECのLavieのスタンダードモデルについては残念ながらバッテリー充電の容量をユーザーで決められるような案内がメーカーサポートページhttp://www.121ware.com」内より取説などを調べてみたところ8割、5割モードのバッテリーユーティリティに該当するページが見つけられませんでした。

その代わりに、リフレッシュツールにはLavieシリーズで長きにわたるサポートがあるのがわかりました。

NEC121wareより、リフレッシュの案内完全放電することで操作ができないわけではないことは意外です。

同サイトより、リフレッシュの案内完全放電することで操作ができないわけではないことは意外です。

3か月に1度程度バッテリーの放電をするとよいと案内がありますが17時間(最大で21時間も)パソコン上でこのユーティリティが動くとはちょっとなんだか待ちくたびれてしまいそうな気がしますね。やらないよりやった方がよいことはわかっているはずなんですけれど。

 

レノボのthinkpad製品省電力マネージメントについての案内画像

http://www.lenovo.com/jp/tvt/pm.shtmlより

レノボのバッテリーユーティリティについて

NECのLavieシリーズの上位機のようにこの画像は法人向け用のPR画像です。

ではより安いコンシューマーモデルには用意されていないということでもないようですね。以下の引用はThinkpadシリーズを対象に限定されていないものでした。

  • Idea ノートブック (全機種)
  • Lenovo ノートブック (全機種)

頻繁にバッテリーを使用する場合は、Energy Management 6.0を「最長バッテリー寿命モード」に設定し、ACアダプターを常に接続したままにしておくことを強くお勧めします。このモードでは、バッテリーは設計上の最大容量の80%まで充電されます。ACアダプターを取り外すときには、あらかじめEnergy Management 6.0を「バッテリー作動時間の最適化」に設定してバッテリーを100%まで充電することをお勧めします。このモードではバッテリーの作動時間が最も長くなります。

レノボのパソコンで嬉しいのはバッテリーが何%まで弱ってきたら充電を開始するという充電の開始、停止を自分で決められることです。

バッテリーを頻繁に使用する場合は、85%から充電を開始し、90%で停止するように閾値を設定します。 これは100%まで充電し続けるよりもバッテリーの寿命に対して良い効果があります。

バッテリー寿命を最適化するもっとも単純な方法は、Power Managerのバッテリー保守で自動を選択してバッテリー充電の閾値の管理を任せることです。

レノボのノートパソコンのバッテリーの充電を100%以外に低く設定できる様子

レノボのノートパソコンのバッテリーの充電を100%以外に低く設定できる様子
https://support.lenovo.com/jp/ja/documents/syj0-02798abより

 

IBMのThinkpadの時代からこうしたバッテリー管理ソフトはあったようです。レノボはこの流れを引き継いでノートパソコンのバッテリー管理ソフトを引き継いで提供しているようです。

レノボでのバッテリーをリフレッシュする機能

レノボ製品のバッテリーリフレッシュ画面

https://support.lenovo.com/jp/ja/documents/ht069480より 英語表示なのはお約束です。

対象機種がIdea ノートブック(全機種)となっています。

ピークシフト機能はバッテリー充電時間の総時間を管理できるかもしれない

電力需要ピーク時間帯の電力消費を抑制する「ピークシフト設定ツールについてのイメージ

https://121ware.com/navigate/support/info/20110527/より

今回はPanasonic、NEC、レノボ、おまけとしてDELLのノートパソコンのバッテリについて80%で充電を止めるというテーマでまとめてみました。

ノートパソコンのバッテリーとコンセントとの組み合わせ機能で「ピークシフト」というものがあります。

このピークシフトという機能はパソコンの省電力の達成が目的です。バッテリーの長持ちとは一見無関係なのです。これを応用して過充電防止に結び付けられるか編集部で話題になっています。

NECの説明図ではバッテリが使われた後で充電する時間帯を先延ばしにします。これが過充電防止しがちなコンセントのさしっぱなしのデメリットを解消できるかどうかの検証は今後の課題となりました。

続きの特集をよろしければご覧いただければ幸いです。

参考リンクなど

バッテリの寿命を伸ばすために、コンセントをさしたままのノートパソコンを24時間のうち充電を止める時間帯を設定するという新たな工夫があります。

スペースの都合で次回の特集にきっと。このページに富士通や東芝、VAIO等がないじゃないか!という声にこたえるべく続編をご用意します。

よろしければまた88ちゃんねるをご覧いただければと思います。

ブログ Walk Straight? によればDELLのXPS13(2015)モデルにおいて

起動画面でF2 -> “Power Management” -> “Primary Battery Charge Configuration”で、下記画面になり、充電開始バッテリー残量と、充電停止バッテリー残量の両方を好きな値に設定できます。

国産高級モバイルだけの専売特許ということでもないようですね。

Macbookについてはapple社の公式サポートサイトでは、

電源アダプタを長時間接続した後も、OS X でバッテリーの充電レベルが 100% にならないことがあります。バッテリーの充電レベルが 93 ~ 99% の範囲に達すると、充電が停止するように見えることがあります。 これは正常な動作であり、バッテリーの寿命を延ばすのに役立ちます。

充電が「停止するように見えるのか」実際に「充電が止まっているのか」は気になりますがバッテリー寿命が延びるのならユーザーにとって大歓迎です。