12インチ画面タブレットPC対決!arrows Tab RH77/XとdynaPad N72いずれも1kg近くの軽さとスタイラスペンを標準装備♪

10万円から20万円で軽さ1kgほどのタブレットパソコンを探して

タブレットスタイルにもなるWindows軽量ノートを特集する理由

今回特集を組むにあたって、軽量1kg弱を目安にキーボード入力がスムーズであることと、スタイラスペンが標準装備で手書きにも対応しているパソコンを特集したいと富士通と東芝のタブレットPCをぶつけてみる試みです。

さて、ASUSのZenBookのUX305FA(Windows8.1モデルにつき要注意)や、Windows10搭載のレノボやHP、DELLのノートパソコンでも1.3kg前後のクラムシェル型の軽量ノートがあります。もちろんCeleronではなくIntel CoreシリーズのCPUとメモリ4GB、SSD128GB以上の大きさがあれば、タブレット型パソコンをわざわざ選ぶ必要性はないと思われる方も少なくないでしょう。

率直な印象ですと、筆者も特にキーボードを使わないタブレットスタイルのWindowsにそれほど魅力があるようにも思いません。

iPadや数万のアンドロイドタブレット、5インチ以上の大きさのスマートフォン等をカバンの中へ入れておいた方が手っ取り早いのは確かでしょう。

だからこそパソコン離れという傾向がよくニュースになります。それでも筆者は軽量ノートパソコンが気になって仕方がありません。

arrows Tab RH77/XとdynaPad N72の魅力と残念なところも合わせてレビューを始めていきましょう。

富士通のARROWS Tab付属キーボードの重要性についてのイメージ画像

http://www.fmworld.net/arrows/tab_wifi/rh/special_16spr/より 我が意を得たりというところです。

arrows Tabの付属キーボードは薄さ5.2mmながら約19mmの広いキーピッチと深いキーストロークで設計されています。

さらにアイソレーションタイプのキーボードでミスタイプを防止します。爪の長い女性でも打ちやすい配慮が見られます。

ATOK採用をアピールしています。グーグル日本語入力のようなフリーソフトをインストールする必要はありません。

日本語文章の作成をスムーズに行えるようなモデルであると、意識させるようにRH77/X特設サイトではアピールします。

  • いくらでも打てる
  • 指の疲れが、創作意欲を邪魔しない
  • 長時間でもカラダが楽

この理想の文書作成を富士通arrows Tab RH77/Xは可能にするというのも斬新です。

 

パソコンの汎用性と手描きのよさを両立させるツールとして東芝がアピールしている様子。2016年のデザインアワードも受賞しているモデルの様子

N72/V 2016夏モデル 12.0型 デタッチャブル 東芝製品サイト内より

迎え撃つ東芝のDynaPad N72/V 2016夏モデル 12.0型 デタッチャブル

アクティブ静電結合方式(専用デジタイザーペン付属)により2048段階もの筆圧が検知され手書きに近い工夫が施された様子


アクティブ静電結合方式(専用デジタイザーペン付属)により2048段階もの筆圧が検知され手書きに近い工夫が施された

ペンの手書きの力を活かすタブレットパソコンのコンセプト

東芝のDynaPad N72は付属のキーボードと合わせても1kgを切っている点にあります。

打ちやすい配慮を全面に出すといよりは、1kg以下の軽さから移動に強いパソコンという印象を受けます。

富士通のarrows Tabにも専用スタイラスペンが付属しています。静電容量方式のタッチパネルを採用しています。

256段階の筆圧検知です。イラストなどを書く場合のペンタブレットとして捉えると特に注目されるほどの性能ではありません。

その点、対する東芝DynaPadの筆圧レベルはアクティブ静電結合方式(専用デジタイザーペン付属)を採用しています。

ペン先が1.0mmと細いために手書きに近い工夫が凝らしてあるのです。

富士通のARROWSTabRHシリーズ、 隣が東芝のdynaTabの外観イメージ画像

左から富士通のARROWSTabRHシリーズ、
隣が東芝のdynaTabの
メーカー製品サイトより

筆者の価格コムの底値を見た時点での差額は、富士通のarrowsTabより東芝のほうが安いように見えたのでした。

しかし、安いと感じたのはDynaTabのWi-Fiモデルの価格です。

正確に言うと製品名dynaPad N72 N72/VGQ PN72VGQ-NJAはARROWSTabよりも3万円安いからお買い得とも言えません。

3万円安いのには理由がありました。DynaPad N72にはVGPとVGQがありVGPの価格はarrowsTabに迫る価値があるように思います。

それは以下のような理由です。

dynaPad N72 N72/VGP PN72VGP-PJA SIMフリーが格安SIMも利用できてより動きやすい

パソコン本体にSIMカードが搭載できるDynaPadのN72/VGP

SIMカードのスロットを用意しているN72/VGP PN72はモバイル利用時にWi-Fiスポットやスマートフォンからのテザリングができない場合に非常に助かります。

月額500円程度の格安SIMを刺しておくだけで、Wi-Fiがつながる状態にできる軽量ノートとして貴重なモデルとして評価できます。

その分機能の分だけ価格がおよそ14万の底値となっています。富士通のarrowsTabと張り合うに相応しいのです。

富士通は東芝と違いIntel Coreシリーズを使っているのに対し、東芝のタブレットにはAtom x5-Z8300/1.44GHzが使われています。

大きく言ってこのCPUをどう評価するかが二択の場合のわかれどころになるようです。

一見、カタログスペックだけ単純なパソコンの性能を比較してみるとarrowsよりDynaPadが見劣りしているように見えます。

見方によれば、DynaPadはそれをカバーするだけのSIMカードスロットを搭載しているモデルを用意していることやキーボードをつけても1kgを切る軽さ、手描きのよさを引き立てるタッチパネル画面の工夫でそれを十分に補い同じくらいの価格で売り出すに値するモデルだと感じた次第です。

arrowsTabに軽さ、DynaPadの動作の軽さがあるとなお良し

どちらも面白いタブレットパソコンだと思います。ARROWSTabには1kgを切るような軽量さやSIMスロットを用意してもらえたら魅力が膨らみます。

DyanPadには持ち前の軽さとペン入力の強みをサブノート級のスペックではなく、メインノートとして使えるモデルが用意されるのに期待したいです。

お読みになって、富士通と東芝それぞれの良さや弱みなど興味を持ってもらえたらと思います。

参考リンクなど

富士通ARROWS Tab arrows Tab RH77/X他 新製品情報2016年1月18日発表のプレスリリース

東芝のDynaPad N72を含むプレスリリース4月14日発表 2016年PC夏モデル8機種21モデルの発売について ―SSD搭載モデルやLTE通信モジュール搭載モデルを新たに投入