パイオニアから単体発売を発表:ワイヤレスドック(APS-WF01J):無線のUSB仮想化技術でUSBデバイスのケーブル着脱の手間を省く。

パイオニアBDドック単体

ワイヤレスのプリンターの登場以前を思い出して見てください。デスクトップであれば、USBケーブルを常に接続したまま、あの長いケーブルの繋ぎっぱなし。ノートであれば、プリンターを手元まで運んで印刷。あの不便さをワイヤレスプリンタは解消してくれました。
それが今度の技術は様々なUSB製品を無線で使える製品が登場しました。Wi-Fi環境対応のプリンターからさらなる進歩です。しかもUSB仮想化技術がBlu-rayドライブ対応の高速仕様の設計になっています。(全てのUSB製品の保証までとはいきませんが、)


今回ご紹介するワイヤレスドック(APS-WF01J)がパイオニアの世界初のワイヤレス対応ポータブルBlu-rayドライブ:BDR-WFS05Jの土台となったものが話題になり、いよいよ単品の発売になったようです。

今年の11月下旬発売の予定です。予想価格が15,000円ぐらいになる予想です。

パイオニアのUSBワイヤレスドック

主なスペックです。

  • ワイヤレス準拠規格:IEEE802.11a/b/g/n
  • 変調方式:MIMO-OFDM/OFDM/DSSS
  • セキュリティ:WEP(ステーションモード時のみ)/WPA/WPA2
  • ネットワークセットアップ:かんたん接続方式(ステーションモード時のみ)
  • 使用周波数帯域:2.4 GHz/5 GHz
  • 想定到達距離:10 m(見通し)
  • データ転送速度:54 Mbps以上 (300 Mbps規格時)
  • 外形寸法は118×142×35mm(W×D×H)
  • 重量は200g。
  • 電源はACアダプタを使用。

アクセスポイントモードでは1対1の接続になります。接続するパソコンは限定されます。それだけ高速の読み書きができます。ただ、インターネットをしながらパイオニア製品のポータブルBlu-rayドライブで映画を鑑賞を想定した設計になっています。インターネットをしながら使用しようとすると帯域幅の使用限界のせいでしょうか若干の無理があるようです。それでも実効70Mbpsの高速伝送を実現しています。DVD動画ならかなり普通に見られるようです。(IEEE802.11.n 公称理論値 300Mbps接続とした場合です。)

ステーションモードは複数のパソコンに無線LANルーターを通じて共有を可能とするモードです。無線LANの親機にドックを子機として登録をして複数のパソコンからさもUSB接続しているかのように利用することができるものです。

ドック切り替えスイッチUSB接続端子

底部にはUSB機器を接続する端子と、ステーションモードとアクセスポイントの切り替えスイッチが見える。

目玉になります。高速USB仮想化技術によりUSBケーブル接続と同じ感覚でBD/DVD/CDへの書き込みやデータの再生を可能となるばかりか、端子部にUSBメモリーなとのUSB機器を接続し、離れた場所でPCやタブレット端末からデータを書き込み読み込みが可能となります。

USB接続して使えるものが例外はきっとありますが、組み合わせによって、ワイヤレススピーカーや外部メモリの共有ができます。(ただしセキュリティはしっかりと!)

一昔前ならNAS(外部ストレージ)を組もうとしたら大げさなことになったわけですが、室内利用のデータ共有もずいぶん身軽になったものです。

これはあくまで1例です。配線に悩むユーザーには福音になるかといったところでしょうか。