UPSで1万未満のバリューモデルCyberPower社Backup BR 550 CP550 JPを試してみる。暑くてクーラーのかけ過ぎ等から停電への切り札?!


実際にブレーカーが飛んでバッテリーが働いた様子

実際にブレーカーが飛んでバッテリーが働いた様子

ブレーカーが飛んだ!パソコン作業が水の泡になるのを防いでくれたUPS:CyberPower社 Backup BR 550 CP550 JP

ブレーカーが飛ぼうとパソコンが数分の間は電源が落ちないありがたさ

編集部内のクーラーのかけすぎでブレーカーが飛びました。何時間も描いた画像やロゴなどのMacのデータがいつもなら嘆きの天使となるところでした。

でも、設置しておいたUPSのおかげで一命をとりとめました。CyberPower社 Backup BR 550 CP550 JPを用意したばかりです。

上のモニター画面では2回との表示があります。1回はテストのための停電2分50秒と、実際に起きた停電が1分25秒UPSで持ちこたえたということです。

UPSをつけていたことで救われるケース

TV番組を録画するブルーレイレコーダーに代表される家電が深夜の落雷やクーラーのつけすぎなどで停電してブレーカーが飛び停電した際のトラブル。

3Dプリンターを1日中使って造形する際に停電してやり直しが効かない時間の節約。(ただし、消費電力は高いので価格は高めでしょう。)

インターネット電話を使うことで停電になった際のつなぎの電気として。(家電製品としてのFAX/電話は停電で送着信できないのが一般的です。)

UPSでは非常電源というイメージで期待される時間単位よりもさらに短く分単位で電気を供給するものです。

一度ブレーカーが落ちてしまうとパソコンで作業していた内容は取り返しがつきません。

  • ブログに投稿しようと思っていた内容をWeb内からアップしようとする途中。
  • オンラインゲームでボスキャラと戦ってもうすぐにアイテムがもらえそうなチャンスの目前。
  • 仕事でデータを加工編集していて上書き保存したり、別の名前で保存しておこうと思った矢先

せめて、1分でも画面上にモニターとパソコンが動いてくれていたら名前をつけて保存することができるでしょう。

オンラインの状態が維持されていたら→ネット上でゲームのセーブができたかもしれません。

パソコン本体の電源が落ちる前に保存しておくために助けになるのがUPSと呼ばれるものです。

UPS:Uninterruptible Power Supplyです。無停電電源装置日本語では表現されます。

(大げさに非常用電源というと病院やエレベーターなどで何時間も発電して停電時に備える装置はUPSとは別の次元です。)

 

パソコン本体

実際にコードをつないだ例。

停電によるパソコン作業へのダメージ予防にUPS:CyberPower社 Backup BR 550 CP550 JPをレビュー

家電量販店で1台でおよそ税込7,000円の税込価格で買えるお店があり、底値は6880円です。(価格.comを参考)

上のCyberPower社 Backup BR 550 CP550 JPを利用している画像の様子には、大きさの参考としてボックスティッシュを置いてみました。

UPS電源というと大きなサイズになるだろうという予想よりもかなり小さくまとまっています。

 

付属ソフトのインストールから始めました。PowerPanel® Personal Editionの初期画面

付属ソフトのインストールから始めました。PowerPanel® Personal Editionの初期画面です。

UPS:CyberPower社 Backup BR 550 CP550 JPを使う前にはまずUPS本体を充電しましょう。

本体の電源ケーブルを壁コンセントなどにさしておきます。

利用前に8時間以上の充電を推奨しています。使う前日前までに充電しっかりやっておきます。

アプリを先にインストールした後でUSBケーブルで接続します。噛み合わないとモニターできません。

アプリを先にインストールした後でUSBケーブルでつなげます。きちんとした接続ができないと噛み合わないとモニターできません。

USBケーブルとパソコンとを接続する方法は昔ながらパソコンとプリンターを直接ケーブルで接続する方法で難しくありません。

ただ、UPSの電源がオンになっているにもかかわらずバックアップ電源から通電がなかったりしました。

UPSとパソコンとの連携のためUSBケーブルを抜き差しを繰り返します。1度でスパっと認証して欲しいところでした。

モニターできるようになるまで数回ケーブルのUSBの位置などを変えるなど試してようやく相互に通信ができるようになりました。

 

UPSのバッテリー側で何分間後に電気を止めるかをユーザーが設定できる様子

UPSのバッテリー側で何分間後に電気を止めるかをユーザーが設定できる様子

長押しすると電源ボタンが光ります。軽く触れただけですと電源がつかず、バックアップ用の電源に電気が通りません。

上記の画面では予期せぬ停電時、5分間だけBackup BR 550 CP550 JPよりバッテリー側の電気を送る設定を示しています。

内蔵されているバッテリーは温度が高いと早く劣化する特徴があります。室内温度は0°C – 40°Cの範囲で動作するとあります。

目安としては25°Cより高くならないように注意しながら使うことでバッテリーの劣化を遅くすることにつながっていきます。

温度の影響から保証期間は3年から5年という幅のある保証期間になっています。

 

テストで無理矢理停電させてみました。2分はどほどバックアップ電源に挿しておいたPCはシャットダウンしませでしたん。

3分近くBackup BR 550 CP550 JPにつながるコンセントからタップでスイッチをオフにしたところです。

この間無事パソコンのスイッチはオンのままでした。

これなら万が一の時に助かりそうです。

自己診断モードを走らせる様子。

自己診断モードを走らせる様子。

追記あり!2016年8月5日 自己診断モードの使用は慎重に

月に1回やることをオススメされる自己診断チェックについて。

自己診断モードを押すと、無停電電源装置はバックアップモードに切り替わるそうです。

つないである電化製品に電力を送ります。バッテリーから送ることができる電力とx分間だけ電気を送るなどの設定した条件を満たしているか調べます。

自己診断が失敗する場合

ヘルプ画面を見ると無停電電源装置に十分な電力を送れないと判断されれば失敗です。

わかりにくいのが、「無停電電源装置に推奨される設定時間より少ない実行時間が設定された場合失敗が出ます」という表現です。

元々は”The UPS has less runtime than recommended settings.”という文章でした。(英語版マニュアルの記載より)

これは日本語訳が悪いような気がします。

ユーザーが設定した想定する実行時間よりもUPSが電気を送ることができる時間が少ないという表現がしっくりきます。

ところがでした。別の Backup BR 550 CP550 JPを設置し、画面一体型のパソコンを2台つないでみたところ260wという表示が出ました。

スペックは330wまでとあります。大丈夫と踏みました。

取り付けたばかりのため、付属ソフトから自己診断モードをかけた瞬間にパソコンは真っ暗になりました。

どうも自己診断モードというのはバッテリーに負荷をかけて調べているようです。何度もやるとバッテリーそのものが傷むはずです。

通常使っているパソコン等の消費電力にさらにUPSがわざと大きな電気を流した上で、電気が正常な範囲を超えるとUPSそのものが落ちる現象のようです。

UPSが電気を送るために負荷試験をかけてパソコンが落ちたのでは設置するメリットはないにも等しいでしょう。

バッテリーの充電が足りないかどうかを確認するならば、作業は一時保存してからが良さそうです。

商用電源という気になれない言葉

電力の自由化進んでいる現在でも基本的に旧来の電力会社が供給してくれるコンセントから使う電源が商用電源ということです。
UPS内には鉛蓄電池のような重たいバッテリーが搭載されています。このバッテリーから電気を使うことの対義語になります。
例えば太陽発電や、ガス発電などで電力会社に頼らない場合もあります。日産リーフのような電気自動車から取るコンセントも含むでしょう。
UPS以外で発電されコンセントから取る電源は、取説上商用電源となりますね。

無理矢理にUPSのCyeberPowerCP550JPを停電させて復旧した画面です。

無理矢理にUPSのCyeberPowerCP550JPを停電させて復旧した様子です。

パチンと電源のオン・オフができる電源タップから無理矢理に停電させ、通常のコンセントから(いわゆる商用電源から)通電すると上のような通知されます。

 

Backup BR 550 CP550 JPとパソコンとがアプリでつながっている様子です。

Backup BR 550 CP550 JPとパソコンとがアプリでつながっている様子です。

つながり、バッテリー残量100%の際には実行可能時間の目安は60分ほどありました。

3分近い停電を起こさせると実行可能時間の目安は92%もバッテリー残量があるのに31分と半分ほどです。

 

Backup BR 550 CP550 JP上で1台のスリムタワーをバックアップ電源で利用した場合のグラフ

Backup BR 550 CP550 JP上で1台のスリムタワーをバックアップ電源で利用した場合のグラフ

編集部で利用しているビジネス型のスリムタワーPCのコンセントケーブルを見ると、7Aで120Vとあります。

アプリ上からは電力消費は最大で55Wほどです。2台のパソコン本体を利用すると倍の110wほどとなっています。

今回はなるべく多くのパソコンに対し停電対策するために本体のみバックアップ電源タップを利用しています。

緊急電源としてブレーカーが上がるような停電時に数分間電気をバッテリーから流してくれる装置です。

何度も停電してUPSを利用すると、内部のバッテリーを充電する必要があります。充電回数と寿命は反比例の関係です。

 

正弦波出力で出すUPSと矩形波出力するUPS

矩形波出力タイプのUPSにPFC回路内蔵のATX電源を接続した場合、UPSの故障や出力停止、ATX電源の停止の可能性があることがわかります。このようなトラブルが発生するかどうかは実際に接続してみるまでわからないため、オムロンではPFC回路内蔵電源には必ず正弦波出力UPSを使用されることを推奨しています。

オンラインゲームのために高価なPCパーツを揃えた自作PCのATX電源にダメージを与えかねないという情報もあります。

迂闊に安さばかりに目をとらわれるのも壊れた時のショックのことも頭に入れておく必要がありそうです。

Backup BR 550 CP550 JPは1万未満で買えます。それで壊れる可能性があるという上記の注意と天秤にかけてから選びましょう。

 

オムロンなどの注意を知っておいた上で低価格のモノを選ぶか、高額でも安心の正弦波出力を出すUPSを選ぶかは買う時に悩ましいところです。

万が一の故障のリスクについては、編集部は割り切った上でコスパ重視で、Backup BR 550 CP550 JPを使ってみました。

(編集部のWindows7が急にUPSをつけた上で停電し、スタートアップ修復をかけても直らない状態になったことも含みます。)

モニターをバックアップ電源に回さないのは、ブレーカーを戻すまでの時間稼ぎをし、復旧するまでUPSでパソコンのスイッチオフになるのを止めておくという方針です。

より高い安全性のあるUPSについての比較記事は次回にまた特集できればと思います。

参考リンクなど

価格.com Backup BR 550 CP550 JP 商品情報

シリーズ名 Backup BR 550
型番 CP550 JP
容量 550VA / 330W
入力電圧 85Vac – 115Vac
入力周波数 47Hz ~ 63 Hz
バッテリ出力電圧 100Vac +/- 5%
転送時間 10ms以下
サージ保護付バックアップコンセント(停電時バックアップする)の最大負荷 (4コンセント) 550VA / 330W
サージ保護付コンセントの最大負荷(8 コンセント) 12A
バッテリの出力波形 矩形波
使用環境温度 0°C – 40°C
使用環境相対湿度 0 – 95%(無結露)
外形寸法 (奥行き x 幅 x 高さ) 250 x 147 x 83 mm
重量 2.5kg
梱包寸法 (奥行き x 幅 x 高さ) 446 X 440 X 394 mm
梱包重量 17.106kg
電源コードの長さ 1500 mm USBケーブル付約1.8m
バッテリタイプ 12V 4.5AH
標準バッテリ充電時間 全て放電した状態で標準8時間
標準バッテリ寿命 3年~5年(25°C期待値)
安全規格 VCCI Class B

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