NW-ZX1:7万もするWALKMANの高音質、そもそもハイレゾ音源対応とは今までの音とどう違う?

20140222NW-ZX1

iPodの生産終了が1月の会見で示唆されていたのとは対照的に、オーディオビジュアル製品の道を走り続けるソニーはハイレゾのポータブルオーディオの新製品を世に出しました。

ポータブルCDのWALKMANなら3万もすればお釣りが来たでしょうが、今回のハイレゾ対応のWALKMAN:NW-ZX1(128G)はなんと直販サイトで7万4,800円もするお化け商品です。

デジタルの音質とは

音が空気の振動で伝わるのは分かります。CDがドーナツ版の針のレコード録音とに比べて高音質とは一体どんなことを指して言っているのでしょうか?アナログと比べてデジタルだから0と1の信号で記録するから何となく高音質というイメージが湧いてきます。

20140222 hireso lpgo良く知られるmp3やiPodで使われるAACファイル形式のオーディオはCDの音源を圧縮してCDに近い音質を可能としました。ですが、ハイレゾは圧縮するとは逆にCDよりも音を記録するための情報量を多くして録音された「イイ音」を再生します。

イメージとしては、ギザギザの並の線をなめらかな線で書いてあるCD、しかし、その線もさらに拡大するとギザギザになっていて、その細かさをさらになめらかな曲線に直すといえばイメージが伝わるでしょうか?

1分間のFLACと呼ばれるファイル形式で(192kHz/24bit)がだいたい40MB必要とするのですから128Gの容量は決して多すぎるということはないでしょう。

デジタルで厳密に言えば正しい曲線(波形)を描くのにCDの規格では不足になってきたのだろう。

デジタルで厳密に言えば正しい曲線(波形)を描くのにCDの規格では不足になってきたのだろう。

サンプリング周波数はCDが44.1KHzであるのに対して、対応する音質が例えば96KHz/24bitでは、CDの約3倍、192KHz/24bitのとき、CDの約7倍の情報量で音を記録するのです。

NW-ZX1は128Gの1モデル。

人気が講じて1ヶ月入荷待ちという時があったほど。高級品らしくアルミ削りだしの質感が持つ人の喜びを演出し、電気回路にも徹底した工夫が込められています。

Android4.1.1(JELLY BEANS)をOSとして持ち、Google Playにも対応します。ケースもされているようです。

20140222頑丈そうな金色のヘッドホン端子が見えます。これに加えデジタル出力端子もあります。

NFC搭載ですので、対応するオーディオ製品にすぐに接続することが可能です。

ちなみにヘッドホンは付属しません。

写真下部右側のストラップホールも実に頑丈な感じに仕上がっています。

 

このNW-ZX1で再生すると今までの圧縮音源すらよく聞こえると評判です。
DSEE-HX機能の使用により、高音域を補完するとともに、サンプリング周波数とビットレートを高くするのです。CD(44.1kHz/16bit)以上の音質(192kHz/24bit-48kHz/24bit)に変換して再生するのですから、いい音になるというのも頷けます。

ソニーのNW-ZX1特設サイトから開発スタッフ小野木氏は「ZX1を買ってくださるお客さまの中にはハイレゾ音源を持っていない方もたくさんいると思います。かといって、やっぱり、お持ちのコンテンツをできるだけ生かしていただきたい。」コメントしています。

ハイレゾ音源はネットからダウンロードするのが一般的です。

これにはAndroid端末であることに利点があるわけです。それを踏まえつつ今までの音源もこのWALKMANで活かして欲しいという思いやりのあるコメントです。

100時間使うとやっと本来の性能が引き出せるそうです。(エージングといいますね。)性能を引き出すヘッドホン選びもまた楽しみになるというものです。

(ハイレゾ対応(何が対応なんだろうとか思いますが…)のヘッドフォンもSONYはちゃんと発売しています。)

ミュージックライフが満喫できそうな1台ですね。

参考サイト)