コメリ(大手農具系ホームセンター)が本年8月にも全店舗での在庫情報をネット上で公開。後は買いに行くだけで便利に♪

コメリロゴ

コメリといえば赤い風見鶏のマークでおなじみです。

軍手や長靴からセメントに至るまで国内トップシェアのアイテムを抱えるホームセンター。金物・工具と植物・園芸に特化した品揃えの大変ユニークな成長を続けるコメリは、新たな物流体制を模索してきました。

今後ともEDI(Electric Data Interchange)といわれる電子データ交換システムに力をいれてきたコメリの実力の見せ所という感じでしょうか。

具体的な例を挙げれば、経済産業書がすすめる流通BMSには2008年から参画しています。流通BMSとは「Distribution Business Message Standards の略称で、流通ビジネスメッセージ標準と呼ばれるものです。約550社もの取引先を流通BMSによりEDIを実現しています。

さて、身近なところで考えてみると、ネットで検索しておいて、近くのコメリで代金を支払い受け取るシステム。何かに似ていませんか?そうAmazonです。

ところが、Amazonはネット専門ですので実店舗がありません。コンビニでの受け取りはできますが、買う前に実際にモノを確かめるにはやはり実店舗に足を運ぶ必要があるのです。そして、実店舗を構えているというのは信用の証でもあります。

また実店舗を持つTUTAYAでも同様にネットで借りたい商品の在庫が可能になっています。お目当ての商品がお店にアレば借りに行くというシステムと似ていますね。

コメリの店舗数は日本最大級。全国の約1,150店舗にすべてある商品をインターネットで公開するという大胆な試みは大きな波紋を呼びそうです。

小売業界で在庫の公開をするのは実に珍しいことなのですから。公開するアイテムは約20万品目にも上ります。白眉なのが、来店する前に売り切れていないか確認できること。そして、コメリの店舗に取置できることです。

店内スペースでお目当てのアイテムを探し当てることは割りと時間がかかります。店員さんに探してもらうにも店員さんが忙しくてなかなか捕まえられない。そんなジレンマをコメリは解決できるのでしょうか?

来店するだけで欲しいものが既に後は支払うだけで商品を持ち帰ることができるスマートな買い物なかなか楽しみです。ネット通販にも力を入れていますし、書店まで構えています。実に貪欲というか多角的経営のセンスには光るものを感じます。