迫力の3D印刷が可能なダヴィンチ2.0A DuOでスマホケースを作ってみる

XYZプリンティングのサンプルページより iPhone6Plusの素材を使用し3D印刷した写真

XYZプリンティングのサンプルページより iPhone6Plusのスマホケースの素材をダウンロードし、利用してみた。

ダヴィンチ2.0A DuOでiPhone6 Plusケース作り。市販品には遠く及ばず!

テストプリントが確実でも、基本の枠ですでに浮いてしまう糊付けの難しさ

3D印刷する場合、最初の基本の枠が浮いてるだけで、もはや造形には失敗しているとも言える。焦らずに糊をつけるところからやり直す。

3D印刷する場合、最初の基本の枠が浮いてるだけで、もはや造形には失敗しているとも言える。焦らずに糊をつけるところからやり直す。

3D印刷をする際に、テストプリントがしっかりとプラットフォームと呼ばれる台座に接着されていないと、フィラメントのクズがノズルに張り付いてひどい作品になりかねません。

いわゆる3Dプリンターでいうところの「金魚のふん」が現れるのです。ノズルクリーニングをしっかりとしていることとキャリブレーションが正確に合っていることは最低条件です。

しかし、やはり確実に台座全体に均一に糊をつけて3D印刷することには、未だに慣れていません。

基本の枠が確実でも、仕上がりを見ると不満が一杯

iPhone6 Plusのカバーを試作したもの。

iPhone6 Plusのカバーを試作したもの。

何か不器用な飴細工のような仕上がりとなりました。ノズルクリーニングが甘かった?キャリブレーションの精度が不足していた?

考えられる原因は無数にあります。

何が問題なのか?品質は非常に良いを設定したのに…

3D印刷したものがすぐに完全な完成品なわけではなく、バリ取りやヤスリがけなどが必要になることは普通のよう。

3D印刷したものがすぐに完全な完成品なわけではなく、バリ取りやヤスリがけなどが必要になることは普通のよう。

3D印刷してできたiPhoneケースですが、できた表面には何か糸くずを巻いたような表面ができているのです。

決して滑らかな表面とはいえない3D印刷の完成品に困惑します。

決して滑らかな表面とはいえない3D印刷の完成品に困惑します。

バリをカッターで落とし、荒い表面はヤスリで滑らかに仕上げてみても?

バリは必ず3D印刷にはつきものです。カッターやニッパーは欠かせません。

バリは必ず3D印刷にはつきものです。カッターやニッパーは欠かせません。

カッターで完成品のバリを取り除く時には、力の入れ方に注意したり手袋をするなど怪我に注意を!

丸い曲面を作る部分には大きなバリがある様子。

丸い曲面を作る部分には大きなバリがついています。

iPhoneをはめる上部の部分の写真です。二重に枠ができており、内側の枠は邪魔なので削らないとカバーがホールドできません。

 良い印刷品質じゃなくて「非常に良い」品質で3D印刷して、このレベルなのだろうか?

誰だってプラスチックのコップを買って、表面が均一でなく形成に失敗して見苦しいような商品は使いたくありません。

 

iPhoneの下の部分の足を固定するケースの内側の写真

iPhoneの下の部分の足を固定するケースの内側の写真

残念ですが、今回のiPhone6 Plusの造形には失敗したと筆者は言わざるを得ない残念なお知らせとなりました。3D印刷した表面がザラつき過ぎで、これではスマートフォンのケースどころか、スマートフォンを傷つけてしまうレベルです。

筆者が反省して気が付きました。品質を非常に良いにしてさらに「印刷速度を遅くすれば良質な3D印刷になるのかもしれない」です。

紙やすりで仕上げてみた。

サンドペーパーでiPhoneを引っ掛ける部分のでこぼこを磨き上げる途中の写真。

サンドペーパーでiPhoneを引っ掛ける部分のでこぼこを磨き上げる途中の写真です。

使用したサンドペーパーは150番と320番そして600番のものを使用してザラザラした表面をできるだけ滑らかに仕上げてみました。それでも、ちょっと実用品としてはクオリティが及びません。

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初期ロットという意味が肌で分かる

「初期ロットは不良品が多い可能性から、様子を見た後で買おう」と。

今まで多くの新製品ニュースやレアなビジネスパーソンや会社などを特集してきた88ちゃんねる。その担当筆者はさも当たり前に上記のようなセリフを口にしていたかもしれません。

筆者はすぐに使える造形物がボタン1つで簡単に作れるなどかなり気楽に構えていたのかもしれません。

モノづくりは実に大変な世界だと痛感しつつ、産み出す喜びを感じる筆者なのでした。

追記あり!:88ちゃんねるの造形クオリティ向上のため、強力な助っ人が登場します。今後の特集にご期待ください。

参考リンクなど

3Dプリンター ダヴィンチ2.0a Duoシリーズ 1)から6)まで特集があります。

例えば、ダヴィンチ2.0A DuOキャリブレーションや台座の糊のメンテナンス法(5など参考になれば幸いです。