3Dプリンターの理想と現実(続編)ラフトやサポートなしで丸く仕上げたい悪あがき

フィラメントがプラットフォームに定着しきれずにバネ状に飛び上がったモノの様子

フィラメントがプラットフォームに定着しきれずにバネ状に飛び上がり、慌てて印刷を止めました。

88ちゃんねるの特集:好評の3Dプリンターの理想と現実(続編)

3Dプリンターに関心のある方、あるいは3Dプリンターをいつか購入して夢のモノづくりに期待をはせている皆様。

88ちゃんねるより、よりナマナマしく3Dプリンターを使ったモノ作りのディテールについての特集をお届けします!

小さなデスクトップ用のフィギュアを作成して味を占めた3Dプリンターを日々キャリブレーションをかけつつ、ダヴィンチ2.0A Duoをいじり倒そうとする88ちゃんねるの3Dプリンター部、いよいよフィギュア作りから1歩先へいよいよ実用品にも挑戦です。

とは言うものの、日々3D印刷というのは、プラスチックの原料みたないフィラメントを200度近くまで熱して上から垂らして冷やして作る立体出力の賜物なのです。

部員たちは、3Dプリンター、ダヴィンチ2.0A Duoを使いつつも、フィラメントの性質がまだ理解不十分で首をひねる日々が続きます。そんな中、3Dプリンターの理想と現実の続編を特集します!

3Dプリンターの理想と現実の続編で得られた教訓の数々をお届け

嘆かわしくもスパゲティのように絡むフィラメントの様子

あぁ、嘆かわしくもスパゲティのように絡むフィラメントの様子。

スマートフォンケース、アルファベットのおもちゃや、水切りカゴなど作ってきました。

どれもサポートやラフトの存在があると、どうにも削り落とすだけで手間です。完成品も写真のイメージとはかけ離れた仕上がりです。

諸悪の根源であるラフトやサポートなしで立体出力すれば理想のモノ作りが簡単にできる…はずでした。

少し3D印刷するとすぐに浮いてしまう様子

少し3D印刷するとすぐに浮いてしまう様子。この時、糊付けには自信があったのですが。。。

プラットフォームにきちんと張り付いていない。浮き上がっている様子

途中で3D印刷を停止した様子。やはりプラットフォームにきちんと張り付いていない。浮き上がっている様子。

3D印刷が完全に浮き上がってプラットフォームからエクストルーダーのベルトに絡み付いてしまった様子

3D印刷が失敗したために、3D印刷が完全に浮き上がってプラットフォームからエクストルーダーのベルトに絡み付いてしまった。

何度やっても、造形するなり、宙を飛んでスパゲティが飛ぶフィラメントに悩む88ちゃんねるの3Dプリンター部員。キャリブレーションにもだいぶ慣れてきているだけにイライラが募ります。

ノリが悪いダヴィンチ2.0A Duoに八つ当たりした88ちゃんねる担当

取説を読むとスティック糊を均一に塗るとあります。

 

スティック糊を厚く盛りすぎた様子

塗りすぎた例1.スティック糊を厚く盛りすぎた?どの箇所でもコテでこそげ取ることができるほどに厚く塗ってあった。

 

そうか塗りすぎることで粘着力が落ちたのかと勘違いした反省を始めます。

実はこれだけスティック糊が塗られていたらもう大丈夫なレベルでした。

薄すぎるよりかは厚い方が、フィラメントはくっつきやすいので悪くはありません。

 

 

プラットフォームの奥の方でも白く糊が集められるほどに塗りつけてある様子

塗りすぎた例3.どの箇所でもコテでこそげ取ることができるほどに厚く塗ってあった。プラットフォームの奥の方でも白く糊が集められるほどに塗りつけてある様子。

 

ノリノリにフィラメントがプラットフォームにくっついてほしい!

ベタベタに3D印刷で浮かないくらい厚く糊を厚くしたプラットフォームの様子。

塗りすぎた例4.ベタベタにスティック糊をつけてさえいれば、3D印刷は浮かないはずだという意気込みがわかるプラットフォームの様子。

 

ベタベタに3D印刷で浮かないくらい厚く糊を厚くしたプラットフォームの様子。

塗りすぎた例5.タベタにスティック糊をつけてさえいれば、3D印刷は浮かないはずだという意気込みがわかるプラットフォームの様子。

 

 これならどうだ!くっついてくれよ

スティック糊はちゃんと塗れているので、このアングルから見ても光が反射するほどしっかりと塗り込んである様子

スティック糊はちゃんと塗れているので、このアングルから見ても光が反射するほどしっかりと塗り込んであるのです。

そうだ、ノリが悪いから造形物が宙を浮くんだ。プラットフォームのセッティングから初めて1から塗り直すことにします。

 

造形したモノが宙を浮いてしまい、慌てて印刷をキャンセルした画像

プラットフォームに糊が足りないはずがないのに造形したモノが宙を浮いてしまい、慌てて印刷をキャンセルしています。

 

またもや造形に失敗するS字フックの作りかけの様子

造形したモノが宙を浮いてしまい、慌てて印刷を再びキャンセルした画像

プラットフォームに糊が足りないはずがないのに造形したモノが宙を浮いてしまい、慌てて印刷をキャンセル(再び)

厚く均一にスティック糊をプラットフォームに塗ることに失敗して、プラットフォームに凹凸のある様子

厚く均一にスティック糊をプラットフォームに塗るのは難しいですね。見ただけでもプラットフォームに凹凸が見られます。

プラットフォームにスティック糊を塗った様子を上から撮影

プラットフォームにスティック糊を塗った様子を上から撮影しました。

プラットフォームの土台を一度すべて拭き取り、丁寧に厚く均一に塗ろうとした様子

プラットフォームの土台を一度すべて拭き取り、丁寧に厚く均一に塗ろうとした跡です。

  • スティックのりが原因だと思い、全部水で濡らして最初からやり直す。
  • まったく現状改善しない。テストプリントの直線部分はうまくプラットフォームと接着ができているのに、なぜなの?

よくよく考えたら、ラフトかサポートのどちらかがいるんじゃないか?

前回の特集のiPhoneケースをご覧ください。

サポートがいくらあっても、それを剥がす手間を考えたら市販品を買ったほうが安いと短気に逆ギレを起こしそうな88ちゃんねるの局員達です。(IT系の人で気が短くない人って多いのでしょうか?)

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プリンター次第では難しい中空の造形や、曲線の出力もラフトやサポートなしで美しくできると思っていました。この時までは、、、。

  • そりゃないよ、ラフトやサポート抜きで造形できっこなかったんだ。
  • では、ラフトなりサポートなりをつけたら、うまく3D印刷ができて、ちゃんとしたS字フックが立体出力できたのでしょうか?

 

(続きます)

 

参考リンクなど

ようやくキャリブレーションのコツがわかってきました。

  • キャリブレーションに成功したら正面の左右のネジで水性ペンなどで印をつけると時間が驚くほど短縮できます。

  • 一度仮に外枠だけ印刷しておき、その枠の周辺だけ念入りにノリを塗ると確実にフィラメントに接着する可能性が高まるでしょう。

  •  2015-8-01 あぁ3Dプリンターの理想と現実!(0)電卓から表計算ソフトへ時代が変わったように… 3Dプリンターは最先端なデジタル製品、しかし二槽式洗濯機から全自動洗濯機という程楽だとは限らない様子?!
  • 2015-7-24 迫力の3D印刷が可能なダヴィンチ2.0A DuOでスマホケースを作ってみる サイトからiPhone6 PlusのケースのSTLデータを落とし、造形します。使えるレベルにまでなるでしょうか?