3DBuilderで3Dプリンター用のデータをよりお手軽に♪Windows10の標準アプリによるSTL形式のデータづくりの初歩の初歩を紹介

Windows10に標準でついてくる3D Builderのパネルの様子

Windows10に標準でついてくる3D Builderのパネルの様子

3Dプリンターで難しいアプリで挫折しそうな人この指とまれ!

バージョンアップ後の3DBuilderの様子

バージョンアップ後の3DBuilderの様子

追記します!アプリがバージョンアップされました。

バージョンアップ後の3DBuilderではアプリ内に最初からアルファベットや数字のオブジェクトデータも用意されたとのことです。

(後日新バージョンでの特集を組めたらと思います。)

今回の特集は旧バージョンアップの様子です。新旧のバージョンアップによる画像の合わない点にはご不便をおかけします。

88ちゃんねる3Dプリンター部です。STL形式のデータの作成にはいつも苦労しています。

「オブジェクト」という単語から苦手な方も多いと思います。美術品などでオブジェという言い方があります。

オブジェとオブジェクトと似た意味でつかんでいいような気がしてきました。ただ存在しているモノというようなニュアンスです。

BlenderAutodesk 123D Designなど本格的そうなアプリの入門書を読むと他にも専門的な言葉の敷居が高いのを感じます。

すいません、勉強しようとしてついに放り出しました部員も何名か…。

見て聞いただけで難しいそうなカタカナ英単語でまずつまずきます。なんどか3Dプリンティングしているうちに、少しだけなんとなく頭でなくカラダでオブジェクトとかスライスとか意味が解るようになってきたようです。3Dプリンター部も随分と遠回りの連続です。

Windows10には3D Builderという標準アプリがあります。部員が分かりやすいと感じていると聞き様子を(バージョンアップ前のものを)まとめてみました。

基本となる円柱を用意しコピーします

基本となる円柱を用意しコピーします。

3D用の素材データは遠近法で描く2次元の世界とまるで違うから手が出しにくい

3Dプリンター用のデータの作成は彫刻のような基本となる立体を削ったり、盛ったりすることのややっこしさがいつもつきまといがちだと思います。

演劇やドラマの世界であれば背景は裏側まで作る必要は省略することが可能です。

3Dプリンターでは裏面を省くとモノとして完成できません。(好きなキャラクター等のお面を作る場合は裏側まで作りこむ必要はないかもしれませんが。)

今回は3Dデータ素材でオブジェクトの中を空洞にする方法をまとめてみました。

複製できました

複製できました

CTRL+Shift+Cでも良いですし、パネルからオブジェクトをコピーができます。

四角形を→に移動させるアイコンでXYZ軸を選んで移動できます。オブジェクトと原点との距離が中央に表示されています。

ここでは原点から-8mmずれているということです。

矢印を押すと-8なのでずらして0に補正します

矢印を押すと-8なのでずらして0に補正します Y軸を0に合わせるということです

パネル中央の数字を0と入力するだけで中心点まで移動できます。

0にY軸を合わせられました

中心点にY軸を合わせられました

値が0へ編集するためにショートカットキーはスペースキーで良いのですね。

X軸も同様に0に補正します

X軸も同様に0に補正します

XYZ軸の方向で決定されている色が緑色ですね。

+のボタンを押し、オブジェクトを追加します。円柱を重ねて高さをキープされた状態です

円柱を重ねて高さをキープされた状態より、+のボタンを押し、オブジェクトを追加します。

追加ボタンを押してオブジェクトをくっつける様子です。ショートカットはCTRL+Lでも大丈夫です。

Windows10に付属する3D Builderアプリでは、Blenderに慣れていた部員によれば、オブジェクトそれ自体をXYZのサイズを任意にいじるのは一旦諦めたといいます。

円柱であったり、直方体であったり、球だったりするパーツのXYZのサイズを思いのままにサイズが指定できたはずのBlenderとは違いクセはあると感じたそうです。

なので、従来であれば円柱のパーツの高さだけを指定して、他のサイズはそのままにすれば思いのままの円柱が作れるはずです。

球体も用意されてはいます。ところがラグビーボールのような変形は難しいようです。

しかし3D Builderでは、2つの円柱をわざわざ用意して足して配置し、高さだけ大きな円柱を作ったとのことでした。

 

ファイルを開き、白いオブジェクトを装入します

ファイルを開き、白いオブジェクトを装入します

アプリで用意されたパーツの拡張子は3mfで統一。OBJファイルやSTLファイルも加工が可能のようです。

アプリで用意されたオブジェクトの中から1つ白いドアノブのような形のファイルを選んでみたところです。

(正確な名前はTrophy Cylinder/トロフィーシリンダーです)

様々な部品のパーツを組み合わせて加工する方法が直感的な3D Builder

様々な部品のパーツを組み合わせて加工するだけでオリジナルの3Dプリンター用の素材データが作りやすく工夫されたアプリです。

オブジェクトの装入位置を表示します

オブジェクトの装入位置を表示します

円柱の中にオブジェクトを原点に追加します。

拡大してドラックいく様子

拡大してドラックいく様子

シルバーにオブジェクトを指定した後、スケールのボタンを押してドラックしながらオブジェクトを拡大します。

白いオブジェクトを拡大していきます。

白いオブジェクトを拡大していきます。

白いオブジェクトが円柱からはみ出すほどされていく様子です。

さらに白いオブジェクトが拡大していきます。

さらに白いオブジェクトが拡大していきます。

10mmほど大きくなっているのがわかります。この白いオブジェクトを原点に戻すために操作を続けていきます。

円柱と白いオブジェクトとの位置調整をしていきます。 数値を見ながら原点0に合わせていきます。

円柱と白いオブジェクトとの位置調整をしていきます。 数値を見ながら原点0に合わせていきます。

 

これで2つのオブジェクトの位置がぴったり合いました。

これで2つのオブジェクトの位置がぴったり合いました。

円柱2つより白いオブジェクトとの中心点を一致させます。0mmという表示からピタリと合っているのが簡単に確認できました。

いったん白いオブジェクトのみぬきだします。

いったん白いオブジェクトのみぬきだします。

重なっている2つの円柱の状態をもう一度確認しておきます。

2つの円柱1つにまとめるために結合ボタンを押します。

2つの円柱1つにまとめるために結合ボタンを押します。

これで青い表示の円柱が1つのオブジェクトになりました。

型抜きボタンを選択し、一体避けておいた白いオブジェクトに合わせて円柱から型抜きをします。 

型抜きボタンを選択し、一体避けておいた白いオブジェクトに合わせて円柱から型抜きをします。

白いオブジェクトの中を筒状にするために円柱というオブジェクトを使って繰り抜きをしたものです。

繰り抜きができ完成形

繰り抜きができ完成形

最初から面を選択する機能が備わっていないので、オブジェクトどうしを組み合わせて繰り抜きを使って成形をひとまず終えました。

これは用意されている白いオブジェクトを最初に開いておいて、円柱を使って空洞を作るやりかたと順序が逆です。

アプリを使うやり方としてはどちらからでもよいか思います。

 

ここでは一般向けにSTL形式で保存します。

ここでは一般向けにSTL形式で保存します。

3DプリンターでSTL形式で保存がしたファイルを開くことで3Dプリンティングの世界がより身近になるでしょう。

このアプリで2色でオブジェクトを作ります。

そして、片方ずつ別々にファイルを保存し、XYZアプリよりそれぞれを同時に開くことでダヴィンチ2.0A Duoの2色印刷ができるかどうかこれからの目標となりました。

参考リンクなど

初心者にもやさしい3Dプリンターの素材づくり入門サイトTinkercad.comで親子で英語に親しみながら3次元の世界を♪

「コトバのカタチ」1万6千以上の組み合わせで2つの文字を立体で合成?!新しい発想でオブジェを3Dプリンターで出力するサービス