赤と白2色のサンタのくつ下を3Dプリンター:ダ・ヴィンチ2.0A Duoでバリを取りつつ仕上げてみた


舞台のセットのように見えるアングルで一番キレイに撮影した赤地に白のクリスマスカラーの靴下を3Dプリンターで造形した様子

舞台のセットのように見えるアングルが大切です。

3Dプリンターは仕上げして完成させるもの

写真にして見ると直接見た感じと違うように見えることはよくあります。

料理の本の撮影で美味しく見えるように、3Dプリンター部でもなるべくキレイに撮影を試してみたくなりました。

2色のクリスマスシーズンを意識したくつ下を3Dプリンティングしました。

クリスマスシーズンを意識した2色のくつ下を3Dプリンティングしてホヤホヤ!を撮影

このままではせっかく見て下さる方の目の前にはお出しできるクオリティーからあまりに遠い。

前回はそんなトホホな気持ちのままで終わらせるのもなんだか悔しい思いです。

XYZプリンティングの付属アプリより、完成イメージ

XYZプリンティングの付属アプリより、完成イメージ

この画像のまま3Dプリンティングされる期待が大きく裏切られます。

 

恥を忍んで仕上げの様子を大公開

ラザニアのように層が生まれて3Dプリンティングされていく様子です。

ラザニアのように層が生まれて3Dプリンティングされていく様子です。

2色の素材は混ざって3Dプリンティングされてしまった

赤と白でハッキリ分かれる造形されているかと思うとずいぶんアチラコチラ混ざって層が生まれています。

2つの色の素材をくっつけて3Dプリンティングできるためには、素材がうまく隣り合う必要がありますね。

2つの色の素材をくっつけて3Dプリンティングできるためには、素材がうまく隣り合う必要がありますね。

画像では白のくつ下の部分がわずかな層でつながっています。

無理に白い層を削り取ると2つの素材≒パーツがバラバラに分かれてしまうのです。

 

キャリブレーションの甘さと、糊付けによる接着が甘いことでフィラメントの絡みが生まれます。

キャリブレーションの甘さと、糊付けによる接着が甘いことでフィラメントの絡みが生まれます。

2色がきちんと別に3Dプリンティングされることが今後課題に

これは3Dプリンターで一番、イメージしにくいところではないでしょうか?

上からフィラメントを落として造る中でこのような糸がほつれるようなバリはできるだけ避けて作りたいところです。

さらにデータ上ではありえない赤い部分に白いフィラメントが絡むとは予想外です。

さらにこれが釣り糸の太い状態のように固まることでこの白い部分だけを削り取るのはさらに手間となります。

 

キャリブレーションでプラットフォームに偏りがあったり、糊付けが甘いと空洞が見えてしまう情けない姿になりました。

キャリブレーションでプラットフォームに偏りがあったり、糊付けが甘いとこのような造形に。

裏がハリボテになっている

舞台の美術さんは観客から見える位置からの仕上がりを意識して工夫します。

3Dプリンティングでフィギュアなどで作る場合は後ろからの見栄えも大切な要素になります。

この裏返した状態では、第1層がしっかり糊付けされていないようで3Dプリンティング後に素材が浮いた様子。

パイのお菓子を食べて見える「クモの巣のような空洞」が見えてしまう情けない姿に。

おそらくキャリブレーションで水平と垂直がしっかり取れない状態で見切り発車で3Dプリンティングした失敗例?

こうなると3Dプリンティング後に後悔は大きく、どうしてしっかり準備しなかったんだろうと辛い思いです。

ピンクで囲ってあるところが予想外に出た余計なナナメ部分のための大きなバリ

ピンクで囲ってあるところが予想外に出た余計なナナメ部分のための大きなバリ

ナナメの造形で、余分にナナメなバリが発生

くつ下のナナメの素材を作る時に1つ余分なナナメの部分が作られてしまいました。

くつ下のナナメの素材を作る時に余分なナナメの部分を折ろうとしています。

くつ下の指先の部分はナナメにブロックを重ねて結合したものを素材としました。

全く関係のない赤いナナメに生まれた大きなバリのような部分は3Dビルダーの画面上見えてきません。

3Dプリンター付属アプリでstl形式の素材がエラーを起こす様子

3Dプリンター付属アプリでstl形式の素材がエラーを起こす様子

このエラー表示はXYZアプリのアップデートで消えてしまったと油断していたのでしょう。

今後の2色に限らず、ダ・ヴィンチ2.0Aを使いこなすには、まだまだ下準備を惜しむほどに後で苦しむ産みの苦しみさえ感じます。

新製品のダ・ヴィンチへ買い替えはいつですか経理担当?

いえいえ、トップ画像の写真のように下手は下手なりにもダ・ヴィンチ2.0A Duoは使いがいがありますよ。

イメージが立体になることが身近になることはとても不思議な技術です。

皆さまの3Dプリンティングに少しでも楽しい体験の糧となりますように。(3Dプリンター部)

参考リンクなど

クリスマス色を3Dプリンティング♪ダ・ヴィンチ2.0A Duoで初の2色の立体造形ができました?!

ダヴィンチ2.0A DuOで完成品を出力したら「バリを取る」のが肝心!?(4