ラッケージ/キングジムのヒット商品をガイアの夜明けから開発裏話!?

ラッケージ卓上タイプRK10定価3,000+税

http://www.kingjim.co.jp/products/office/rackage#structure より

紙からメモボードに自ら張り付いてくる魔法?!の事務用品

冷蔵庫に張り紙をしておく際に使うマグネット。壁に穴を明けてしまうために用意するコルクボード。ポスターやチラシ、名刺やスタンカードどれも貼り付けるための文具が必要です。

そのように固定するものなしで、紙が自ら張り付いてくる掲示ボードがあります。その商品名は「ラッケージ」と呼ばれるもので、キングジムの開発商品です。

Amazonでベストセラー1位をマークしています。(2015年1月29日において)キングジムの事務用品というのは実にメーカーの個性が強く感じられユーモアさえ漂うものも多くありますね。実際には、技術の自社開発にこだわっていないと社長がコメントされていることがガイアの夜明けの取材による裏話が伝わってきました。(2015年1月20日(火)放送のガイアの夜明けより)

Youtubeは電子吸着ボードラッケージの文房具専門店による商品紹介

定価は3,000円+消費税です。

壁かけタイプも新たにラインナップです。

画鋲もテープも磁石でもなくペタペタ紙が張り付く掲示板ラッケージ

http://www.kingjim.co.jp/products/office/rackage より

ガイアの夜明けのテレビの取材では、壁掛けタイプのラッケージにボックスティッシュが張り付いているのを見て、これは面白い製品でぜひ皆さんにお知らせしたいと思った次第です。

このラッケージは販売から半年で1万台を販売する大ヒット商品となりました。

ラッケージの掲示板タイプのバリエーション

http://www.kingjim.co.jp/products/office/rackage
学校、官公庁、企業の広報板、応用性は様々!

この商品の開発者平山昌俊氏(38歳)が入社早々に開発を手がけたそうです。元はソニーから転職された方でキングジムに入社される前は液晶テレビの設計に携わっていた技術者とは意外でした。

ところで2014年1月7日にiコロコロ:キングジムがiPad等の画面拭き取りグッズを共同開発したヒット商品

として以前にもキングジム製品iコロコロを特集したことがありました。キングジム社長である宮本彰社長(60歳)のガイアの夜明けの取材に対するコメントで

  • 基本となる技術を最初から開発したら間に合わない
  • ありふれた技術 もう確立された技術(枯れた技術)を上手に使って、キングジムらしい商品を作る

キングジムのビジネスモデルをそのように定義されています。

「10個に1個 当たればいい 常に言っている」

社長の経営感覚のさっぱりさ加減が実に爽快です!

「やってみなはれ」という精神はサントリーで有名な社内語ですね。

キングジムにも似たような社内の明るさを感じます。テレビでは社長自身があまり気に入っていないと素直にコメントした上で、ゴーです(製品化決定)というのです。

開発会議には開発部に対して営業や広報の責任者が集まり開発者のプレゼンテーションが行われ稟議にかけられます。

開発会議では一人でも出席した担当者の賛同があれば製品化決定するのだそうです。「やってみなきゃわかんないのも現実 ダメ元でやってみるのが基本方針だから」と社長自ら売れるか売れないかはやってみなきゃ分からないとある意味開き直っている空気さえ感じます。実に前向きな上に清々しいコメントです。

社長がガイアの夜明けスタッフに見せたいものがあると言います。

倉庫に溜まっているヒットしなかった商品を紹介する裏話があるのですが、実に湿っぽくなくカラッと失敗を肯定的に捉えていました。社長はこういいます。

  • なぜ売れなかったのかをみんなで勉強することが大切
  • 担当者は悔しい思いをするが次こそヒット商品を作ろうと頑張っていけるんじゃないかな

 2014年で41種類もの新商品を発売するキングジム

88ちゃんねるにもキングジムの新商品はいくつか取り挙げてきましたがなかなかの反応でした。

88ちゃんねるも、2015年のキングジムのユニークな新製品に期待しています。

参考)

企業の”埋もれた技術”を活かせ!ガイアの夜明けバックナンバー第649回

キングジムのニュース( 2014年4月22日)ピンなどを使わず、静電気の力で紙類を掲示できる電子吸着ボード「ラッケージ」発売