耳型取りのWestone社カスタムイヤホンで世界に1つだけの音楽空間を

アメリカWestone社の製品サイトUM56カスタムイヤーチップスは日本のメーカーのユニバーサルイヤホンにつなげて使用することも可能

http://www.westoneaudio.com/index.php/products/custom-series/um56.html より

ハイレゾ音源にふさわしい、高級感を演出する世界に1つだけのイヤホンが安くなる?!

2014年9月ビックカメラのカスタムイヤホン対応が話題に

オーダーメイドで自分の耳の穴に合わせた耳型取りのイヤホンをカスタムイヤホンとも言われています。さらに値段が下がることで、敷居がさらに低くなりそうです。

オーディオの専門店ではなく、一般家電量販店でカスタムイヤホンの販売を提供したビックカメラはこのようなカスタムイヤホンの普及にさらなる拍車となりました。

ビックコンタクトが同じお店の中で耳型を作れるために手軽にカスタムイヤホンが作れる環境を日本で初めて提供してくれたからです。

元々カスタムイヤホンはプロのミュージシャンが耳の外の雑音を拾わず、聞きたい音だけをクリアに聞くための商売道具として一般の消費者が手の届きにくいマニアックな商品でした。

Westone社はカスタムイヤホンの老舗

http://www.westoneaudio.com/index.php/products/custom-shop.html より カスタマイズ例

http://www.westoneaudio.com/index.php/products/custom-shop.html より

1959年に創業したアメリカコロラド州に位置するWestone社。医療用の補聴器等も取り扱いがあり、耳に関する老舗メーカーです。

プロのミュージシャンが認める性能を満たすWestone社の耳型取りのイヤホンは、プロだけに販売を限定していた時期がありました。その高い音質を一般消費者が購入可能となっています。

Westone社公認のミュージシャンがいるのも実はすごいことだと思います。

世界でも日本でもWestone社公認になったミュージシャンはひとつのステータスシンボルにもなっています。

 工場生産ではありません

注文する人の耳型を取った素材から熟練の職人さんが1つ1つ手作りで完成させます。1人1人の耳にピッタリとフィットするクオリティの高さには定評があります。隙間がないように耳に付けることで外部との音が入ってこない密閉された音の場が作られるのです。
耳型はインプレッションと言われ、アメリカWestone社に送付するため、戻ってきません。

100%オーダーメイドのため、完成した後に微調整することもできるようです。

納期は10週~14週間程度かかるため、注文を確定した後は首を長くして待つことになります。最近では納期が縮まったのか4~6週間のや1ヶ月の納期でお届けできるお店もちらほら見かけるようになりました。後述する人気商品のUM56を始めカスタムイヤホンの人気が高まってWestone社も増産体制を敷いてもしかしたら職人さんを増やしたのかもしれませんね。

カスタムイヤホンとユニバーサルイヤホンとの違い

特注品か市販品かカスタムイヤホンとユニバーサルイヤホンとの違いイメージ

http://www.westoneaudio.com/index.php/products/custom-or-universal.html より

カタカナで表現すると何やら小難しい感じがしますね。カスタムイヤホンが特注品イヤホンで、ユニバーサルイヤホンが市販品です。

カスタムイヤホンはお値段が左右違った自分の耳の穴に合わせた世界に1つだけの形状となります。自分以外の人にカスタムイヤホンを渡してもうまく聞こえないことは当然起きることでしょう。

ユニバーサルイヤホンは、個人差のある耳の大きさを平均的に割り出してイヤーピースをSMLとサイズを用意していたりして装着しやすくなっています。分かりやすい例で言えば、iPhoneの付属純正イヤフォンはサイズが合わないとすぐに耳から落ちてしまいます。なるべくほとんどの人の耳になじむように平均的に割り出してデザインされたものだからユニバーサルイヤホンという呼び方がついたようです。

ユニバーサルイヤホンに装着できるUM56がカスタマイズの幅を広げさせてくれる

 UM56のコストメリット

UM56はざっくりいうとイヤーピースだけを耳型取りをして特注するものです。

Westone製品はイヤーピースと呼ばずにイヤーチップという言い方をしています。

ステムと言われる筒のような音の出口にイヤーチップを取り付けるタイプなら安く耳型取りのイヤホンを体験できます。

Westone、SHURE、Ultimate Ears、JVC、SONY、Fit Ear、SENNHEISER、JH Audio、Aurisonics などの市販されているイヤホンに装着することができます。

ステムの口径がどのサイズか、オーダーする時にはどこのメーカーのどの型番のイヤホンなのか確定して注文するために予め一覧表で確認が必要です。

そして、耳の型取りは別料金です。対応してくれる補聴器専門店に出向く手間もバカにならないのです。ビックカメラは耳型を取って手軽に注文できる店舗を複数に広げつつあります。

UM56の価格はシリコン製であれば23,000円ぐらいで柔らかく、硬さはありますがビニール製なら20,000円ぐらいの価格です。イヤーチップだけのカスタム仕様ですのでWestone社のカスタムイヤホンそのものを使っていてまるごと交換すると相当な費用になってしまいます。そこで壊れた部分の取り替えをユニバーサルイヤホンの交換のみで済むためにUM56はコストメリットが高いといえるでしょう。

Westone社のカスタムイヤホンでベーシッククラスのカスタムイヤホンES10の場合ですと、カスタムイヤホンの序の口にも関わらず7万円くらいはかかります。さらに上のクラウスなら10万円以上のグレードが並んでいます。

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http://www.westoneaudio.com/ より 写真はESシリーズをカスタマイズしたサンプル表示例 UM56の場合は形状が異なるのであくまで参考程度に

Westone社のイヤーチップの各部分の組み合わせは豊富で選んでいる時間も楽しいものです。左右別々の色を施すもよし。パターンを変えて見るのも良し。あなたのイヤホンがアートになります。

お店で実物を見ながらどの組合せを決めるかじっくり考えるのも楽しいですよ。夫婦や恋人どうしで店内にある参考パターンからあれこれ検討するお客も中にはいるそうです。

UM56をユニバーサルイヤホンと組み合わせしたイメージ

http://www.tekwind.co.jp/information/WST/entry_362.php より

 

 カスタムイヤホンのハイレゾ音源にも対応するクオリティとリスク

カスタムイヤホンは耳の穴にピッタリとはまるために、周囲の音が遮断された分、音場は従来使っていたイヤホンのクオリティと段違いです。

細かいボーカルの息継ぎやピアノの打鍵の音や弦楽器のこすれる音など今まで聞こえていなかった音が耳の中で新しい発見となって感じることでしょう。

それでも長期間のカスタムイヤホンのリスニングは耳を痛めやすいのです。没頭して高音質の世界に入ってしまうと聴力に影響がでてしまいかねません。

喫茶店や図書館などでお気に入りの音楽で優雅にくつろぐのは周りの雑音がシャットアウトされるため自分の世界に入れます。周囲にもシャカシャカと音漏れをして迷惑をかけないメリットもあります。

逆に移動しながらこのカスタムイヤホンを利用すると周囲への注意が不足して思わぬ危険がないとも限りません。状況に応じた使い分けを心掛けたいですね。

耳型を使うカスタムイヤホンが量産対応される近未来?!

ハイレゾ音源がますます普及する中、さらに自分の求める音を高音質への追求はますます増えていく傾向です。カスタムイヤホンは2万円を切るとぐっと普及に力がかかると思います。Westoneのカスタムイヤホンは職人さんの技術でしたが、それを応用してさらに低価格化するメーカーがもしかしたら登場するかもしれません。

3Dプリンター技術の応用等でさらに安く安全なカスタムイヤホンが登場する未来はいつになるのでしょうか?

参考)

アメリカWestone社トップページ

輸入元 テックウインド株式会社 お知らせ2015年3月6日

UM56カスタムイヤーチップ」カラバリを大幅に増強~ユニバーサルイヤホンに取り付けてセミカスタム環境を実現~

テックウィンド株式会社 UM56カスタムイヤーチップのカタログPDF

追記情報あり!

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