大和ハウスとサイバーダインのコラボ実現!作業用ロボットと人間の共同作業へ

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写真:「ロボットスーツ HAL」(作業支援用) : サイバーダイン社/大和ハウス工業

「大和ハウス工業」が導入予定のロボットスーツ実用化へ…

2015年4月13日サイバーダイン社が開発した作業の支援に特化したロボット「HAL 作業支援タイプ」が披露されました。

本体を作業者(人間)の腰の位置に装着して使用するタイプの「作業支援用」のロボットスーツです。
作業者の生体電流の変化によりモーターが作動して作業の支援をするもので、腰への負担も軽減できるものです。
(さすが建設業界のメーカーさんの発想です、作業する人間への負担を軽減して効率アップも図れるというものです。)

2016年5月から約1年の実証実験を経て実践投入する見込みだそうです。

ロボットだけではできないのか?

工場のライン作業などで「溶接」「塗装」「運搬」など人間に代わり作業をするロボットは活躍しています。
しかし、これらのロボットは大型のものが多く、また据付型で固定されています。
作業自体にはその力を大きく発揮してくれますが「その都度自由に動き回るような作業」には応じられないのが現状です。

こういった「支援型」のロボットは介護分野でのニーズに応えたものがニュースでも話題になっています。
2014年には同「HAL」の生活(介護)支援タイプのスーツがISOを取得しています。
まったく動きのない「モノ」を移動させる作業とは違い、介護ではその都度相手の状態に合わせた対応が必要になります。
そういった柔軟性がとても重要でありロボットには難しい点でもあった課題です。

「人間に対するソフトなタッチ」「限られた環境での作業」が必要になります。
これは介護支援だけでなく、作業現場でも必要になってくるポイントです。

ホントに現場で活用できるのか…

各業界も昨今では従業員の確保が大きな問題となっています。
また建設業界に携わる作業員の年齢層も高くなっていますし、現場の作業に携われる人員も確保できないのが現状です。
現場では「重量物」の取り扱いやその「数量」や「品種」も多く、その都度対応する作業員への負担は増すばかりです。
(「持ちにくい砂袋」や「薄いのに重い鉄板」などを限られた経路で運搬するのが現場での作業です)

ダイワハウス工業、大和小田急建設、フジタ、大和リースの各社が試用実験をして本格導入へと移行する見込みです。
携わる作業者への負担減は「人材確保」と「作業効率の向上」につながると良いですね。

参考

過去に取り上げた、2015年1月8日に特集した
世界初のロボットスーツHAL福祉用急加速1/8のカンブリア宮殿は必見! も一緒にごらんいただければと思います。