ガイアの夜明けが株式会社おかんを特集!昼食難民に注目の新ビジネス!

オフィスに冷蔵庫込でお惣菜を提供し簡易な社食を実現するイメージ

http://company.okan.jp/ より

2015年4月14日放送のガイアの夜明けに、うちの会社にもあったら嬉しいプチ社食登場!?

2016年4月7日追記あり! ぷち社食サービス『オフィスおかん』が東京都外の千葉県 市川・浦安エリア!に拡大プレスリリース2016年3月31日より

物流・工場、大型宿泊施設からのオファーに応えるものです。

ビジネスパーソンを飲み込むように集中する都内のオフィス街。

昼食難民=ランチの場を確保する余裕のなさについて関わる新しいビジネスを、ガイアの夜明けが特集します。お昼の12時ちょうどにオフィスを出ると同じようにお昼休憩の時間にかち合うのは当たり前です。

コンビニもランチタイム時はごった返します。売られていたコンビニおにぎりも完売で食べられなくなったという江口洋介の扮するミニドラマには事態の深刻さ(=昼食難民)が伺えます。

今回の88ちゃんねるでは、そこで紹介された番組後半に放送された「株式会社おかん」の新しいビジネスについて特集してみたいと思います。

2012年12月東京都豊島区で株式会社CHISANを設立したのを契機に2013年3月から約1ヶ月ほど保存できる無添加惣菜の定期仕送りサービス「おかん」を始めます。ここから株式会社おかんのネーミングの由来(社名を株式会社おかんに変更:2014年2月)があります。

そこでオフィスおかんという新ビジネスが東京23区内限定で展開されているのです。20種類の惣菜が1個100円で。オフィス内の冷蔵庫にある惣菜を温めるだけという手軽さ。オフィスおかんで冷蔵庫やボックスの用意、使い捨ての耐熱皿、お箸などを必要になるものをセットで導入することができます。

おかん株式会社は従業員5人のベンチャー企業との報道ですが、同社の企業紹介サイトによると10名のチームで構成されており、さらに求人を増やしています。

株式会社おかんはオフィスおかんの契約を都内23区限定エリアでの100社からから400社まで拡大しようとしています。

 

オフィスに冷蔵庫は株式会社おかんが用意、電子レンジと電気代は利用会社の負担、割り箸や容器などはおかんが用意する

http://office.okan.jp/implement/より 電子レンジと冷蔵庫と電子レンジにかかる電気代だけは会社で負担してもらうシンプルなシステム

最低で3万円からオフィスおかんでプチ社食の導入が可能?!

ガイアの夜明けの番組内では、オフィスおかんを利用している様子として、ご飯とお惣菜合わせて300円で温かい食事ができるという女性社員が登場します。

利用者は冷蔵庫の近くにある貯金箱に惣菜1点について100円するだけの負担です。

鯖の味噌煮などが1個100円とお手頃

http://company.okan.jp/ より 見るからにヘルシーで100円で食べられるのがうれしい!

200円のメニューも用意。体が癒やされそうですね。

200円のスープのメニューイメージ

サイト同上より 電子レンジと冷蔵があればプチ食堂の出来上がり

企業の福利厚生として社員の負担を越える費用を会社が払うことで、社食を用意できない社内事情のあるオフィスにプチ社食を利用することができます。

保存用の冷蔵庫は株式会社おかんが用意するので、会社は電子レンジだけを用意するだけです。

それも食生活で気になる添加物やファーストフードのような脂肪分も控えることにつながります。

沢木 恵太 代表取締役 CEOは不規則な食生活が理由で体を壊してしまった過去から、健康に配慮した食生活に携わるビジネスを始めたと言います。

オフィスおかんで提供される安心の食材は福井県から

おかんのお惣菜は、福井で人気の惣菜店「オレボキッチン」が調理・製造

http://okan.jp/product/ より

オフィスおかんは代表取締役 CEO沢木 恵太氏の友人の紹介から福井県内で初めてコンビニを開いた大津屋に巡りあいます。高圧調理殺菌装置によりレトルト加工したものよりも高品質のお惣菜が用意できます。そして食品添加物を使わないで約1ヶ月の保存が可能なものです。

自社工場を持ち、それをコンビニなど店頭販売先にに卸すだけでは稼働率が悪かったことが株式会社おかんへお惣菜の供給を可能にしたのです。

大津屋の自社工場の余剰時間は株式会社おかんの惣菜提供の分に時間をかけることができ、株式会社おかんは、大津屋からブランド力の高いお惣菜を調達できることで相互にメリットになります。

おかんにプリントされる大津屋の惣菜のロゴ

http://okan.jp/product/より おかんの惣菜パッケージにプリントされる大津屋の惣菜のロゴ

「オフィスにいながら安全なお惣菜を食べたい」ニーズを先取りしたベンチャー企業の身軽さ

もしも株式会社おかんが大津屋の惣菜にたどり着かなければ全く別のビジネスモデルになっていたかもしれません。

逆に大津屋が福井県内のオフィスにそのようなプチ社食をもちかけ営業をかけるようなビジネスモデルは、発案することも難しかったのではないでしょうか?

この企画力の高さは、株式会社おかんは、サイバーエージェント・ベンチャーズならびにオイシックスより資金調達に成功したことにも現れているのです。

増資を受けた株式会社おかんの資本金は約5,200万円もの潤沢な資金となりました。

デザイン力そして企画力で好スタートを切った株式会社おかんは自社工場を持たないため身軽です。

番組の中で配達員もウォーターサーバーを展開するアクアセレクトという名古屋中心で東京に進出する企業と協力して、お惣菜の補充から、賞味期限の近いお惣菜の回収などを依頼することで、配達業者に依頼する半分のコストで人件費をまかなっていることが放送されています。

その見返りに、アクアセレクトの側は自社のウォーターサーバーの営業を最近のオフィスビルに対するセキュリティの厳しさから、飛び込みで企業ビル内に入るのが厳しい中「入ることができる」メリットを得ることができます。

フードビジネスにつきものの在庫、販売、代金の回収など既存の企業を様々に活用しながらも、自社はほぼ設備を持たない会社というのはこれからのビジネスモデルにおいて成長の鍵になっているのかもしれません。

おかんというパッケージ惣菜の開発について、代表取締役CEOの沢木恵太社長は、食生活が自分の健康を損ねてしまう苦い体験が原点となって、それがおかんのビジネスモデルの原点に展開し様々な媒体でユニークなフードサービスとして紹介されさらに注目を浴びているのです。

うちの会社にもあったらいいのにと話題になるプチ社食、福利厚生としてオフィス内に置き薬をおいてもらう企業は実に普通ですが、おかずを置かせて下さいという話は大変斬新で、そのニッチな市場を開いたのはお見事という他ありません。

 グリコが黙っていない?!

今回の株式会社おかんと競合他社になるか極めて余談の要素の高い話になりますが、企業の福利厚生としてオフィスグリコを導入している事例はニュースになりました。

グリコのお菓子をオフィス内で設置する福利厚生サービス

http://www.ezaki-glico.net/officeglico/ より

カエルの口にお菓子の代金を入れて、社内でお菓子を気軽に食べる斬新なアイデアで、引き出しからグリコのポッキーやチョコレートなどのお菓子を気軽に食べられます。

番組では、労働環境の中で、つい疲れて袋入りのチョコレートなど、甘いお菓子を引き出しなどにまとめて買い置きしていることを少し問題視している場面が出ます。そこで、オフィスおかんでは「打倒チョコレート!」をスローガンに「大学芋」を展開していました。

大津屋と連携して肥満の原因となるようなチョコレートの食べ過ぎを取り挙げ、新製品をとして開発した「おかんの大学芋」は取引先の企業にも好評のようでした。

他方で、一例としてグリコは健康志向のチョコレートとしてGABAなるストレス社会を意識したチョコレートを発表しています。

グリコの社員の方が「オフィスおかんの大学芋」を見て、何か対抗策を練っているのか聞いてみたいところです。

参考