Xperia J1 CompactとAcend Mate7ハイエンドSIMフリー機比較レビュー!

Xperia J1 compact 各部説明

http://www.sonymobile.co.jp/xperia/sp/j1c/ より

片手サイズかファブレット?

SIMフリーのスマートフォンでハイエンド機を選ぶとします。次のXperia J1CompactとAscend Mate7の2つの中から選ぶとしたらあなたならどちらのSIMフリースマートフォンが今欲しいですか?
前回の特集につづいて、SONYのSIMフリーっぽい(あえてこう言う言い方をします)高級機Xperia J1 Compactのスペックを細かく見て行きましょう。
Ascend Mate7というこれまたハイエンドのSIMフリー機と比較することで、イオンがXperiaを採用した狙いなどを考えてみたいと思います。

筆者はハイエンド機のスマートフォンなら大画面を狙うのが適しているとばかり考えていました。しかし、6インチのSIMフリーファブレットのHuaweiのAscend mate7と比較しているうちにXperia J1 Compactの画面サイズ4.3インチに対する違和感がだんだん消えていきました。なぜでしょうか?

筆者にとってXperia J1 Compactの違和感は繰り返しになりますが、画面サイズとバッテリー容量がそれほどには飛び抜けているわけではないことから来ているようです。

小ささや軽さを追求したモデルをイオンが採用したことには、携帯電話からスマートフォンへ乗り換えたいユーザー層を狙っているように見えます。4.5インチ以上のスマートフォンユーザーがこれに乗り換えるトレンドが筆者には見えてこなかったのでしょう。

そこで、Xperia J1 Compactのベースモデル:docomoのXperia A2の取扱説明書から各部の様子から見てみます。(仕様の変更があるらしく、あくまで参考としてご覧ください。ワンセグはなくなりました。)

ベースモデルXperiaA2の各部説明

https://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/support/trouble/manual/download/SO-04F_J_01.pdf より実に細かい説明がぎっしりとならぶ

イオンのウェブサイト上の仕様に細かい記載がありませんでしたが、上記の図解を見るとSIMの入り口があり、MicroUSB端子があり、MicroSDカードの挿入口があります。携帯に便利なストラップホールがあることに筆者は非常に驚きました。

今どきスマートフォンにストラップホールが予め用意されるほどぶら下げて使うコンパクトさに優れていると感じたからです。

常にズボンやカバンなどにしまっておき、さっと取り出せるという携帯性はフィーチャーフォンからスマートフォンへ移行する際にかなり壁になるのです。

二つ折り携帯がさっと通話ができるのに対して、スマートフォンでの通話はどこか大げさなイメージが伴います。だからこそ、ガラホ*のような機種が注目を大きく浴びたわけです。

AscendMate7の各部説明

http://consumer.huawei.com/jp/mobile-phones/support/manuals/detail/mate7-jp.htm?id=33004 HuaweiのAscend Mate7のクイックスタートガイド17pより

一方比較の対象にしたHuaweiのAscend Mate7はこれとは対照的です。国産メーカーではありませんが、世界でなかなかの知名度を持っています。画面サイズは6インチと大きく、スマートフォンとタブレットの中間にあたるファブレットとして人気のある機種です。

このリポートを作っている時点でAscend Mate7は、価格.comでは人気ランキングで第9位にランキングしています。満足度レビューは4.5を超えているのには理由があります。大画面ながら6.5mmという究極の薄さ、CPUのパワー、バッテリーのもち等が際立ちます。家電量販店やスマホ代が安くなるという広告でよく見かける本体価格3万クラスとは大きく違う高スペックのハイエンドSIMフリー機だからこそです。

Xperia J1 CompactとAcend Mate7をスペックから比較してみる

もう少し具体的に踏み込んでみます。両者の仕様の比較をご覧下さい。

機種名/メーカー Xperia J1 Compact/SONY Ascend Mate7/Huawei
大きさ/高さ×幅×厚さ 約128㎜×約65㎜×約9.7㎜ 157 mm x81 mmx 7.9mm
軽さ 約138g 約185g
ホワイトのみ オブシディアン・ブラック/ ムーンライト・シルバー

Android 4.4 Android 4.4 Kit Kat / Emotion UI

Qualcomm SnapdragonMSM8974/2.2GHzクアッドコア Hisilicon Kirin 925 オクタコア 1.8GHz / 1.3GHz

2Gバイト/内部ストレージ16Gバイト RAM 2GB / ROM 16GB

2300mAh 容量4100 mAh (一体型)

50gほど軽いコンパクトさのXperiaの携帯性が光ります。その代わりにバッテリーは2300mAhと控えめです。ただ、SONYのスタミナ技術がユーザーにはうけがいいいようで、ベースモデルのdocomo Xperia A2での価格.comでの評価も4.3以上でした。

機種名/メーカー Xperia J1 Compact/SONY Ascend Mate7/Huawei

大きさ4.3インチ 1280×720のHDディスプレイTFT(Triluminos® Display for mobile/トリルミナス® ディスプレイ for mobile)

6インチ フルHD (1920 x 1080) 368ppi, IPS-NEO™液晶


の詳細
メイン:有効画素数約2070万画素 裏面照射積層型CMOSイメージセンサー Exmor RS for mobileサブ:有効画素数約220万画素裏面照射型CMOSイメージセンサー Exmor R for mobile電子式手ぶれ補正、顔認識、タッチフォーカス、セルフタイマー、スマイルシャッター アウトカメラ:1300万画素 BSI, AFインカメラ:500万画素 BSI, FFソニー製との情報があります。

この比較ではソニーのXperiaブランドの画質やカメラが際立ちます。2070万画素という画質はAscend Mate7ではかないません。顔認識やスマイルシャッターなどで、ソニーのデジカメ技術が惜しみなく発揮されます。

反面、Ascend Mate7はフルHD画質1920×1080の解像度ですので、電子書籍や動画など視聴するには有利でしょう。ガラス仕上げの美しいデザインは海外メーカーだからチープな印象というわけでもありません。

逆に海外でのSIMの抜き差しを前提として作られているために活躍出来る場所は広く、通信速度300Mbpsという性能を持っているところに将来性を感じさせます。アンテナはデュアルバンド対応です。

機種名/メーカー Xperia J1 Compact/SONY Ascend Mate7/Huawei



LTE/下り150Mbps/50Mbps上り3G/下り14Mbps/上り5.7Mbps

受信時 最大:300Mbps(LTE)(CA対応)

送信時 最大:50Mbps(LTE)



(XperiaA2の参考データ/Xiエリア内において2GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MHzのXi周波数に対応。)Wi-Fi IEEE802.11a、b、g、n、ac準拠Bluetooth通信:v4.0赤外線対応なし/NFC対応 Wi-Fiテザリング(最大接続台数)10台USBテザリング1台、Bluetoothテザリング最大5台NFC /B3/B4/B5/B7/B8/B19/B20/B40WCDMA : B1/B2/B4/B5/B8/B19GSM : 850/900/1800/1900MHzWi-Fi IEEE802.11 a/b/g/n Dual-BandBluetooth通信:v4.0(V3.0互換)テザリング機能/最大接続台数:8台NFC


おサイフケータイ対応、DLNA対応SIMカード:Micro SIMのSo-netのPLAYSIMがバンドルされるmicroSD 2GB/microSDHC 32GB/microSDXC 128GB対応防水防塵仕様(IPX5/IPX8)、(IP5X)OTG対応

SIMカード:Micro SIM

SDカード:microSD( 最大32GB

exFATフォーマットでこれ以上のカードを利用できるとの口コミあり)

測位方式: GPS/GLONASS/A-GPS

OTG対応




未発表 Xperia A2 SO-04Fの互換が期待できるか今のところは未知数

ACアダプタ / USBケーブル / クイックスタートガイド / 本体保証書 / ACアダプタ保証書

キビキビ動いて2日以上もつというふれこみのAscend Mate7に対し、付加価値性においてXperiaブランドの家電製品としてスマートフォンを評価するとやはり値段だけの高い製品だということが分かります。

SONYの製品との連携やDLNA対応でレコーダーからルーターを経由した動画視聴が可能です。普段から持ち歩けるおサイフケータイ搭載にコンパクト仕様に防水防塵仕様というのも支持される要素として大きいものがあります。

Huaweiというメーカーが日本に受け入れられつつありますが、知名度で国内大手メーカーに追い付け追い越せの段階にあるように思います。

既にSONY Xperiaブランドは高級ブランドとしてに地位を築き上げています。安さをアピールしたいイオンのスマホがXperiaというブランドを採用したことは驚きでした。格安スマホから高級機まで揃えていく新しい流れとして注目を集めていると思うのです。

Xperia J1 Compactは本当の意味での新製品でもなく、最新スペックのハイエンドSIMフリー機というわけでもないと穿った見方もできます。

docomo、au、SoftBankよりも通信コストが抑えられて値ごろ感も演出したいイオンは2年縛りや高コストを避けたいスマートフォン初心者への誘い水としては巧みな機種をチョイスしたものだと思います。

でも筆者はいつかイオンが最先端なハイエンドなXperiaを-例えばZ3クラスとか-売る日が来たらさぞ興奮することでしょう。

参考

*過去に2015年2月26日のガラホの特集でSHF31 AQUOS Kについて触れました。

SHF31/AQUOS KはEZwebサイトに非対応!auのPCサイト対応!二つ折り携帯

Ascend Mate7については、2014年11月7日に過去に特集しています。

Huawei/Ascend Mate7(楽天モバイル採用!),P7はAndroidのiPhone級に迫るか?