必死の説明にもユーザーにはわかりにくい「スマホ用語」の謎。ほぼ日刊イトイ新聞の本『オトナ語の謎』に続け!


主な使う言葉の背景に省略が多すぎて噛み合わない

例えば、格安SIMなどで安くスマートフォンを購入したいお客様が健康にいつも気にする方なら次のような聞き違えもおそらく1つや2つあるはずです。

説明する側:「このアプリをお使いですか?

質問する側:「サプリならいつも飲んでいます。」

日本語なのに説明するとなかなか伝わらない場面は多くあります。情報家電製品の使い方の案内はその典型です。

お互いに苦労の連続のはてにやっと解決できると達成感が湧きます。とても嬉しいものです。

今回はスマホにまつわる用語で頻繁に使う「アプリ」を例に説明される言葉の気持ちになりきって特集を組んでみました。

アイコン用の画像はAppStore http://www.apple.com/jp/itunes/charts/free-apps/より)

言葉は生きています。言葉に魅了された少ししつこい性格の担当よりちょっとした謎を追いかけてみたいと思います。

お笑い芸人のアンジャッシュのコントに匹敵するスマホ用語のすれ違いで冗談でも笑えない場面あるある

「ア」と「サ」が1つ違うだけで全く違う話題を話すことになります。

ネットの掲示板で「この情報のソースはどこ?」というやりとりを聞いたことはありませんか?

中濃ソースやとんかつソース、カゴメやブルドッグのソースなどと連想した勘違いは永遠に続きます。

 

アプリを落としてください

アプリケーションをダウンロードしてくださいという説明よりも分かりにくさが減った気がしませんか?

(伝票を切っておいてと指示を受けた新人社員さんがハサミで切り刻むのはお約束の冗談)

 

本来の正式名称を使うほど、むしろ分かりにくい

説明する際に「アプリケーションをインストールしてください」と説明すると逆に分かりにくいことも多くあるはずです。

どこのロケーションですか?などととっさに口に出すような発言している本人は真剣なのに天然ボケのように聞こえてしまう。

スマートフォンを使っている場面でユーザーに「アプリは省略した用語」と察してくれるかどうかは大きな分かれ目になります。

さて、そもそもスマートフォンはスマホと呼ばれています。

 

Androidスマホと呼ぶユーザーもいますし、(くどいようですが、)iPhoneはiPhoneスマートフォンなどは呼ばれずにiPhoneだけでおよそ通じます。

そもそも携帯電話から突然やってきたスマートフォンの原点には携帯電話を携帯と呼び、ケータイと言葉がカタカナ言葉に変化したことにあると思います。

担当はアプリとサプリのすれ違いの背景にはケータイという不思議な言葉が独り歩きしていることに注目したいのです。

 

本当に謎の多い「ケータイ」と「携帯電話会社」の呼び方

もうPHSと携帯電話を区別する状況は過去の話になったとは?

かつて携帯電話はPHSとは違うと区別するために使われていたようです。

(ピッチと発音され、P(パーソナル)H(ハンディフォン)S(システム)が省略された端末のことですね。病院内など大活躍中です。

PHSと比べて地方でも広範囲に通話ができ高速移動にも強い携帯電話です。PHSも携帯電話には違いないのです。

それでもPHSを携帯電話の仲間として多くの人達から対等に評価してもらえたのでしょうか?

担当はPHSについて素晴らしいクオリティの通信端末と高く評価しています。にも関わらず、少数派として迫害を受けていると主張したいくらい。

普段使っているスマートフォンを「スマホ」と呼ぶか「ケータイ」と呼ぶかは人それぞれです。(日本語入力アプリ担当も嘆きたいところ

スマートフォンであれスマホと略したモノであっても携帯できて通話ができる電話であることには違いはありません。

ここまでならスマホも「携帯電話の一部」であるというのは納得もできますし、なんとか頭では分かります。

 

二つ折り携帯のことをフィーチャーフォンと呼ぶ呼び方もありますし、ガラケーなどという言葉もすっかり定着しました。

さらに二つ折り携帯をカタカナで「ケータイ」と表記する会社が増えています。

 

フィーチャーフォンをチャーフォンと省略されるトレンドは来こないような‥.。

二つ折り携帯のような外見であってもガラケーとはもうこれからは言いにくいでしょうね。

(例:ニュースでケータイコーナーではなどと記事を読むと激しく混乱する担当の脳みそとか)

  • iモード対応などのいわゆるガラケー
  • 隠れた二つ折り携帯の名品PHS
  • LTEケータイだとかAndroidケータイあるいはガラホ
  • SIMフリーのフィーチャーフォン(フリーテルのSIMPLE端末など)

などのように何種類もスマホとは違った通話がメインの通話端末があります。

スマホも二つ折り携帯も含んで「ケータイ」という言い方も当分の間避けられません。

積極的にスマートフォンとは区別してケータイという使い分けするように配慮したとしても、なお混乱するような場面も避けられません。

活字であればカタカナと漢字で使い分けることもできます。

音声で聞く際には携帯もケータイも同じ同音異義語にも区別がつきません。

フィーチャーフォンという呼び方をしてきちんと区別して話そうとも映画の「バック・トゥ・ザ・フューチャー”Future”」を思いつくようで誤解されかねませんね。

フィーチャーフォンでは使う時に言葉が長くなるので、省略してチャーフォンなどと呼ばれるような流行は来ないのでしょうか?

略語ばかり先に目立ち専門用語が独り歩きする言葉の成長

本来の用語をカタカナ英語として日本語にしたり、その日本語さえ挙句の果てに省略する。

カタカナにしておいてそのカタカナさえも省略したりする。

面白いと話題のプロボクサーこと具志堅用高さんの発言から明るく笑って今回の特集をひとまず結びたいと思います。

「具志堅さん、沖縄の伝統とはなんでしょうか?」とインタビューされた時の話です。

具志堅用高さんは唐突にもこう応えたそうですね。

「(沖縄の電灯は蛍光灯です。」

電灯を伝統と同じように聞こえてしまう同音異義語はスマートフォン用語とは直接関係はありません。

それでも、聞き間違いもあれば話し間違いも多いもの。

 

なるべく誤解のないような特集づくりを目指す88ちゃんねるの指摘する言いまつがいも恐れず特集してみました。

糸井重里さんの「言いまつがい」サイトは人気コンテンツの1つで、言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。
それが「言いまつがい」です。出版されてほぼ日刊イトイ新聞の本より好評発売中!

専門用語を知っているだけでカッコイイ印象を演出できるという要素が大きいのは今回深く触れません。触れられると痛いです。

ほぼ日刊イトイ新聞の本からオトナ語の謎という本が出版されています。

「なるはやで」や「オレ的にはアグリーできかねるんだよね」など業界用語っぽい言葉を使えるのもオトナの気分になるためのアイテムのようなものでしょう。

本特集では2つの単語のみで力尽きました。

「スマホ語の謎」にはじまり様々な用語の謎から始まる親しみやすい辞書がどうか作られますように祈ってやみません。

参考リンクなど

「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

正確ではないけど何となく分かる、用語の意味を「ざっくりと」理解するためのIT用語辞典です。

オトナ語の謎。 (新潮文庫) 文庫 – 2005/3/29 糸井 重里 (著), ほぼ日刊イトイ新聞 (著)のページより書籍の紹介

Amazonよりオトナ語の謎。 (新潮文庫) 文庫 – 2005/3/29
糸井 重里 (著), ほぼ日刊イトイ新聞 (著)のページより

 

常に言葉は変わっていく

誰もが特に意識して使い分けて使う言葉ではなく、言葉そのものが生きているのです。

あー、担当はここで意味もなく脱線します。

ぜひ、以下の作品をめぐる言葉への愛情を感じてみてください。

船を編むという小説が映画化され、現在フジテレビ系列のノイタミナ枠でアニメ化されています。