BMP画像をSTL形式へ変換できた! Inkscapeの拡張方法も図解してみた!

フリーソフトOpenSCADでインクスケープから画像を3D印刷できる*.stlファイルに変換したイメージ画像

フリーソフトOpenSCADでインクスケープから画像を3D印刷できる*.stlファイルに変換

オリジナルの画像データを簡単にInkscapeをメインに3D化できた!

88ちゃんねるサイトロゴデザイン画像

88ちゃんねるサイトロゴデザイン

今回素材として用意したのは、当88ちゃんねるのロゴ画像です。これを選択してパス(*1 参考リンクに用語解説あり!)に変換します。

画像全体を選択した状態から上部のメニューにある[パス]-[ビットマップをトレース…]をクリックした画面が下の画像です。

この時に[モード]タブの[単一スキャン]で[明るさの境界]のしきい値を0.8前後に設定するのが良いそうですね。

BMPデータをパスにする工程、明るさの調整で0.8前後の値が良いようです。

BMPデータをパスにする工程、明るさの調整で0.8前後の値が良いようです。

 

フリーの描画ソフトInkscapeから一度.scad形式ファイルに変換する

Openscadというフリーソフトでstl形式のファイルに変換したい際にInkscapeの機能を拡張することが不可欠になります。そのためにいわばInkscapeにプラグインみたいな機能拡張をするんだなということまではわかりました。

Inkscapeの拡張するための英語サイトへ

Inkscape to OpenSCAD converter v6の英語サイト

Inkscape to OpenSCAD converter v6という

Inkscapeの機能拡張に費やした30分以上の時間、英文サイトは苦手です!

これは正直、英語のサイト(*2)を見た瞬間、もうInkscapeで3D印刷するのは諦めようかと思いました。多くの参考サイトからInkscapeの日本語対応は済ませおきました。解説してくれるサイトがあって心強いものです。しかし、今回の機能拡張はブラウザにプラグインを加えるようなウィザード形式でもなく大変焦ります。88ちゃんねる内に3D印刷に詳しい局員を呼んでInkscapeと格闘すること30分。

パスを生成-Paths to OpenSCADという選択肢が新たに増えるまでが長かったのでした。

WindowsOSでは C:/Program Files/Inkscape/share/extensionsのフォルダにダウンロードで得られるZIPフォルダを解凍します。

paths2openscad.ZIPファイルを解凍した様子で6の文字のあるZIPファイルを解凍します。

paths2openscad.ZIPファイルを解凍した様子です。paths2openscad-6.zipと書かれた数字のZIPファイルを解凍します。

  • paths2openscad.inx
  • paths2openscad.py

いくつかのVersionの中からV6のフォルダを指定して解凍すると上の2つのファイルが解凍されます。

プログラムファイルフォルダのInkscapeの中でshareフォルダの中のエクステンションフォルダに解凍した2つのファイルをコピーして入れる画像の様子

プログラムファイルフォルダのInkscapeの中でshareフォルダの中のエクステンションフォルダに解凍した2つのファイルをコピーして入れるだけでOK

あとは、プログラムファイルの中にあるInkscapeフォルダから、shareフォルダを選択し、さらにExtentionのフォルダの中に解凍したファイルをコピーして入れるだけで機能は拡張されます。

Inkscapeの機能拡張ができた場合の画面の様子

Inkscapeの機能拡張ができた場合の画面

一度Inkscapeは落として、再度起動して画面の表示を確かめてみましょう。

さて機能拡張に成功したInkscapeで画像を*.scadへ変換しエクスポートしたファイルはどこにあるのでしょうか?

Inkscapeでエクスポートした。scadファイルは¥User¥Userの中にできています。

Inkscapeでエクスポートした。scadファイルはユーザー¥Userの中にできています。

場所がわかりづらいですね。ユーザーのuserの中にデフォルトでできています。

おそらくエクスポートのフォルダを都合良くカスタマイズしておけばよいのでしょう。(Windows以外のOSの方には関係のないです?)

いよいよ最後の山場OpenSCAD

http://www.openscad.org/ より *.scanedファイルを*.stlに変換するフリーソフトOpenSCAD

http://www.openscad.org/ より Inkscapeから出力したscadファイルをstlに変換するフリーソフト

 

フリーソフトのOpenSCADをダウンロードし、インストールします。

OpenSCADからファイルを読み込み、レンダリングをします。

stlファイルに変更をかけようとすると、ちょっと待ってファンクションキー6を押せと言われた。

stlファイルに変更をかけようとすると、ちょっと待ってファンクションキー6を押してと促されました。

ところが開いて読み込みしたファイルをエクスポートできるかというとそうでもありません。

F6を押すと0から1,000までの進捗を知らせるバーが登場します。レンダリングが進み1,000となり完了がわかります。

そして、エクスポートします。これでいよいよstlファイル形式に出力することができました。

OpenSanアプリによるレンダリング完了の表示画像

OpenSanアプリによるレンダリング完了の表示画面

すこし、細かめにご案内してみたつもりです。シンプルに画像からstlファイルの作成の参考になれば幸いです。

筆者も3Dプリンターで上記の印刷可能なデータを3D印刷したくてウズウズしています。

参考リンク

(*1)グラフィック系ソフトの専門用語で「パス」とは線と、線で囲われた領域(=塗りつぶすことができる)の両方を意味すると筆者は捉えています。正確な定義を知りたい方はたくさんの解説がありますのでご参照ください。

(*2)Inkscape to OpenSCAD converter v6のサイト 原文英語のInkscapeの機能拡張のための英文を引用してみます。

Installing
Once you have downloaded paths2openscad.zip, open the zip file and place its contents in your local Inkscape extension folder,

~/.config/inkscape/extensions/  

on Linux and OS X.

On Windows systems, you can place them directly into the Inkscape extension directory. For example, if Inkscape is installed in C:/Program Files/Inkscape then the extension directory will be C:/Program Files/Inkscape/share/extensions.

Once you have placed the two files in the proper directory, exit and then restart Inkscape.

The extension should appear under the “Extensions > Generate from Path” menu as “Paths to OpenSCAD”.

この英語は特に難しく考えなくても、直訳で日本語の文章としてあたりをつけて読むとそんなに難しくはなかったみたいです。

作れば工房さんのサイトで所有されている3Dプリンターが「ダヴィンチ da Vinci 1.0」(XYZ printing)なのだそうです。同じメーカーの3Dプリンターというつながりで、親しみを感じて読んでいたところでした。ごく一般的な2次元画像デー タをこれなら気軽に3D印刷ができると知りました。ありがたく参考にさせていただいています。http://tsukurebakoubou.sakura.ne.jp/davinci.html