Windows10への無償アップグレードのアイコンがWindows7以降の全てのパソコンを動作保証する美味しい話なのでしょうか

Windows7 32bitの旧型パソコンに現れる表示画面の例。無償アップグレードはできないと分かるお知らせ。

Windows7 32bitの旧型パソコンに現れる表示画面の例。できないなら通知してくれなくても…

Windows7や8.1でもまだまだ余裕のサポート期間が

Windows10という新しいWindowsは試したら楽しいでしょう。メリットも大きいと考えます。スペックや利用環境が十分保証されたパソコンならどんどん使って活用されたらいいと思います。

しかし、今回の特集は「みんなが、みんな無償アップグレードできる今のうちに」と、「みんながWindows10の流行に乗るのならうちも」「うちも!」、「うちも!」と流されてアップグレード対象であるWindows7,8のパソコンを急いでバージョンアップすることに、納得しておくべきデメリットもついてまわりますよとアナウンスします。

無償アップグレード対象のパソコンで

  • スペックが十分にあり反応スピードに余裕がある、
  • バックアップなどの前準備がある
  • ネット回線が高速回線でYoutubeなどが快適に視聴可能

なら試してみると面白いOSだと感じることができるでしょう。ただし、旧型の遅いパソコンや、狭い規格の外部周辺機器のままでは逆にデメリットが予想されます。

Windows8.1は確かに7と比べると「自動的にユーザーのための情報の収集機能パソコン」として便利なスマートフォンのプリインストール画面のような便利さがあります。

ところがデスクトップ中心で他に画面は要らない人には実に邪魔ですらある機能が充実してしまっているかのようです。例えば15インチクラス画面で1366×768の解像度もなく、表計算ソフトやCADなどで仕事をするのに最新Windows10は似つかわしくないユーザーもいらっしゃるだろうということです。(*)

サポート期間終了の騒ぎとは違うWindows10という新しいOSブーム

WindowsXPのサポート期間が切れた時ちょっとした騒ぎがおきました。XPの操作性、シンプルな画面から上位のOSへアップグレードするか、しないで済む方法はないかについて揉めた時があります。

Windows10は確かに洗練された新しいOSかもしれません。新しい機能、新しい周辺機器との整合性によって受ける恩恵は大きなものがあるかもしれません。

しかし、操作に慣れるまでにかかる時間的コストは避けられないでしょう。自分の望む設定画面を開くのに(プロパティの開き方ともいいましょうか…)どうしたら良いのか戸惑う悩みも生まれます。

テレビCMにも出るWindows10そのものが商品名でありスポンサー様と熱く訴えるYoutube動画ですね。

MicrosoftのWindowsOSの進化する方向はどちらかと言うと直感的ではありません。

より理論的でより広く枝分かれしながら展開されていく雰囲気があるように思えてなりません。

その点Windows7が一番使いやすいというユーザーの声はそのシンプルさを好感を持っていると思います。

右下からのアドバルーンを模したWindows10へのアップグレード案内に沿ったところ、Youtube動画が見られない、あるいは音が聞こえないなど小さなトラブルもありえます。

パソコンに詳しい人はさらに頼りにされるため忙しくなります。逆説的にもパソコンのアップグレードに懲りてWindows10対応のパソコンへ買い替えをする、スマホやタブレットへ転向するケースも想像に難くないのです。

 

ハードは中身、ソフトは衣装という関係で理解するWindows10とそれ以前のWindowsOS

ある意味でWindowsのバージョンが7だったり、(XPだったり!?)、8.1だったりするのもパソコンの衣装のようなものです。

パソコンのハードという中身に合った衣装選びもセンスを磨くと思います。

今の衣装で十分か、新しい衣装に変えるのにちょっとした決断力が要ることになります。

他のパソコンでWindows10にアップグレードして便利になった声も一方で、やっぱり何かトラブルが起きて掲示板をぐるぐる調べ回る時間が必要になるかもしれません。

WindowsOSはたかだか衣装に過ぎません。サイズが合わない衣装を着ているのも、合わせようと努力するのも衣装を選ぶのはパソコンを持っているオーナーさんの価値観につながってきます。

 

無償バージョンアップ対象のパソコンをWindows10の動作保証に該当するかの検証は必須

枯れた技術は新しい技術に比べて目新しさではかないません。

おそらく多数のWindows OSが未だにXPにしがみついており、7以降の新しいWindowsにバージョンアップしたくない状況は、枯れたOSならではの周辺機器と使っているソフトの相性の良さや確かさにあります。

XPで今まで動いたプリンターを始めとするUSB機器等がWindowsのバージョンアップ後に調子が悪くなるということは簡単に予想がつきます。

逆に新しいWindowsで、古いOSで動くようにサードパーティと言われる周辺機器メーカーも独自の工夫をしファームウェアの更新や、新しいプログラムをダウンロードさせる等の配慮をしてくれるでしょう。それでも限界はあります。

限界がなかったらサードパーティ自体新製品を売りづらくなるという事情も無視できないものです。

Windows10への移行の勧誘案内の窓が現れるも、確認するとお断りされた一例

古いパソコンなのに、右下にWindows10の勧誘案内の窓が現れるも、確認するとお断りされた一例

Windows10は自分のパソコンの中身を調べるきっかけとして好チャンスに

デバイスマネージャーやシステムのプロパティ、チェックプログラムにユーザー自身が手を出すチャンスとしてWindows10のバージョンアップというテーマはよい教材となります。

実際に使っているパソコンが単なるパソコンなのが、xxx社のCPUの処理速度が●●で、メモリはいくつで、画面サイズがいくつでと知る絶好の機会です。

動けば良いパソコンのユーザーと、どう動いているか知ろうとするユーザーの谷間

パソコンなんて電源を入れて、プログラムが使えるだけで機械とかマシンとかそういったハードの中身なんて知らなくてもなんとか使えるものです。

ところが、初期的なトラブルであってもパソコンの中身がどのような構造になっているか全くわからないと全て業者を呼んでみたり、お店に持ち込んで症状を説明したり、メーカーへ送付したりすることで、いわば丸投げのトラブル解決ということになりがちではありませんか?

パソコンのハードは全くの初心者だけど、

Officeはプロ級だったりとか、Googleの検索は一番的確に探せるとか?でもハードは苦手とか関心が薄いユーザー様。

当ちゃんねるをご利用の方には、そのようなユーザーのパソコンのトラブル解決助っ人として頼りにされている方も多いはず。上記の内容をわざわざ言われるまでもないとお感じになったらごめんなさい。

 

Windows10への症状画面

http://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-10-upgrade?ocid=win10_wol_banner_upgrade より

ネットサーフィンした上で自己責任で10に選択肢もアリですよね。

旧型のWindows7のパソコンもメーカーが動作保証しないケース

例えばですが、88ちゃんねるで特集をしたWindowsタブレットWN891についてメーカー側のマウスコンピューターでは動作保証はしないというスタンスです。

(参考特集:人気タブレットのWN891/MCJの完売後の価格は?Windows10対応の後継機種へ高い期待! 2015-11-06)

Microsoftからは以下の大切な情報がサイトでアナウンスされています。

Windows 10 の要件、エディション、対応言語の概要

ハードウェアが上記の要件を超えていても予期できないトラブルが発生した場合、解決方法の提供や故障などの保証もできないというものですね。

以上のようなケースは、Microsoftは便利なWindows10を使ってもらいたい場合でもハードを組み立てて販売する側にとっては必ずしも歓迎されない場合です。

メーカー側としはWindows8.1であっても無事使ってもらえれば動作の検証は一通りできているのでWindows8.1の範囲であれば何らかのトラブル対応への対応力が確実に上がるはずです。

 

Windows Update強制的にWindows10に上げられるリスク

  1. ダウンロードだけに留めずにMicrosoft推奨としてWindows Updateで更新したプログラムを自動的にインストールする設定を選んでいる
  2. Windows updateで更新プログラムのインストール対象のチェックボックの中にボックスにチェックが知らないうちに入っているためにWindows10へのアップグレードが実行されてしまう

上記のために知らないうちにWindows10にアップグレードされるというトラブルが聞こえるようになりました。

決められた時刻に自動的に更新される前に、Windows10へのアップグレードを決めかねている場合は、更新プログラムの中のチェックボックスにWindows10が含まれているかどうか?

含まれているとしたらチェックを外すことで回避できます。もし仮にWindows10になっても1ヶ月の猶予期間があります。元のWindowsOSに戻すことはできます。

しかし、Windows10にすることで今まで使っていたWindowsのプログラムや機能が削除されるデメリットもあるのです。無償アップグレードという美味しい言葉の響きに酔っているばかりにはならないのが実際のところなのではないでしょうか。

 

参考リンクなど

パソコンメーカー別のWindows10への機種対応へのリンク集などページより抜粋

https://www.microsoft.com/ja-jp/atlife/campaign/windows10/compat/ より

自作PCよりメーカー製パソコンならWindows10について判断材料は多い

Microsoft 内Webサイト上にある、Windows 10互換性情報、アップグレード情報 & 早わかり簡単操作ガイド

(URL:https://www.microsoft.com/ja-jp/atlife/campaign/windows10/compat/

パソコンメーカーだけでも、15社、ソフトウェアメーカー 22社、周辺機器メーカー 11社を網羅しています。上記のリンクについて、MicrosoftがWindows10のためにメーカー製のパソコンへのリンクは以下の15社です。、

  1. ACER
  2. ASUS
  3. DELL
  4. EPSON
  5. FUJITSU
  6. HP
  7. lenovo
  8. mouse computer
  9. NEC
  10. Panasonic
  11. SONY
  12. THIRDWAVE
  13. TOSHIBA
  14. UNITCOM
  15. VAIO
    へのリンクがずらりと並びます。

メーカー製のパソコンならば、パーツの組み合わせと新しいWindows10との相性!など検証するコストもかけた上で販売することができます。

それがメーカーへの信頼にもつながり、次回のパソコン買い換えにはこのメーカーを使い続けたいという愛着が生まれますよね。

厄介なのは、プリンターをはじめとする周辺機器と新しくアップグレードした後と正常動作するかどうかは検証レベルが高くなることから、周辺機器メーカーは全てのパソコンで動作を保証するわけではありませんという類のアナウンスをせざるを得ない状況となります。

(*)この具体的なスペックの指標について、筆者の参考にしたブログページをご紹介しておきます。

Windows10が快適に動くスペックはどれぐらいなのか? ブログ名なんとなく綴ってみた  2015/03/20 09:30より

“SVGAやXGA解像度のディスプレイで旧来のパーソナルコンピュータを使うなら、Windows10は生産効率を落とすため、導入しない方が良いと述べておく。”

単刀直入にWindows10への動作環境についてコメントされています。あくまで目安だと管理人さんは留保しています。それでも、上記のように現実的な判断材料をきちんと指摘されていたのに共感した次第です。

マウスひとつ使うだけ!Windows 10への互換性のチェックを済ませて

それでも互換性があるかどうかの情報はユーザーにとって見えないWindows10へのチャレンジへの灯火となります。

自作PCの場合はメーカー製パソコンよりもカスタマイズの自由度が格段に上がるのですが、自作パソコンの内部だけでも組み合わせるパーツのパターンが無限大というほど多くなるわけです。

逆に組み合わせるパーツがメーカー製よりもシンプルに組んであれば、Windows10へのアップグレード後のトラブル解決もメーカー製パソコンよりもあっさり解決するというケースも多々あるはずです。

ハードについてどれだけ興味があるか、調べる時間はもったいないから、よそに任せてトラブル解決するか

Windows10の無償アップグレードサービスからはそんなパソコンの利用スタイルのばらけ具合が見えてくるのです。

無理にWindows10にアップグレードなどせずにWindows10そのものが知りたいのなら、格安で買い足しして、スティック型PCで1万未満を買えるのです。気軽に自宅のリビングで試すのも良いでしょう。

Windows10への通知領域アイコンのしつこい誘惑から抜け出せす方法については、今回の特集からは見送りました。

手間はかかります。やってできないことはありません。うまくいくと素晴らしいWindowsのカスタマイズになるかと思います。骨が折れる作業になりますが、余計なアイコンが邪魔な人はスカッとするでしょう。