予想外?!CLIDE W10AのZ3735F搭載のWindowsパフォーマンスのスコアに唖然(ベンチマーク編)


CLIDE W10Aの独自のアプリでごちゃごちゃすることのないスッキリしたデスクトップ画像

CLIDE W10Aのスッキリとしたデスクトップの様子

引き続きテックウィンド株式会社からお借りしているCLIDE W10Aのハンズオンレビューを続けたいと思います。

背面から操作可能な10インチ大画面のWindows10タブレットCLIDE W10Aをレビュー開始!

に続けての詳細レビューとしての続編いう位置づけにあたります。(導入として、スペックの仕様など特徴をまとめておきました。)

2in1スタイルのCLIDEW10Aのタブレットの初期設定も順調にできました。上のの画像にあるように無駄なアイコンのないスッキリした印象です。

キーボード、タッチパッド付きで超スリムなノートパソコンのようになるCLIDE W10A

アンドロイドタブレットNexus7を隣に置いた画像

Nexus7を隣に置くと一回り大きく!

 まずは、Windows10の初期設定をさくっと済ませたい

クラウド利用をメインとしたMicrosoftアカウントは作らない、ログオンのパスワードも作らない、電源を入れてすぐに利用可能な状態でWindows10の初期設定は無事に終了させました。

テックウィンドからW10AのWindows10のセットアップ方法についてガイダンスがあります。付属の取説にはMicrosoftのチラシが添付されているだけなので、ネットが利用できて他のデバイスで並行して見ながらする場合は役に立つ以下のリンクが便利です。

【CLIDE】 Windows 10 セットアップ手順/http://www.tekwind.co.jp/support/CLIDE_support.phpより

Windows10も新しい便利な機能がいっぱいです。編集部は慌てて10に無償アップグレードした部員が確かいたはず。

Core2Duo搭載のネットブックにCLIDE W10AのWindowsパフォーマンスで比較

88ちゃんねるではIntelのCore-iシリーズに比較してAtom系のタブレット向けCPUについて比較的に厳しい見方でレビューしてきました。(*1)

そのような流れにおいて、例えばノートパソコン用 Celeron 3205UCPU等と比較したとしましょう。

処理能力はZ3735F系マシンはエントリーモデルだから初心者がいきなり買って使いこなすのは難しいのではと常々思います。

初心者ほど少し高いクラスのマシンを買って、慣れてきたところでロースペックのマシンでも扱える。

88ちゃんねるのスタンスはそんなところだと思います。

プロセッサの値は6.1をはじき出したZ3735F搭載のCLIDE W10A

プロセッサの値は6.1をマークしたZ3735F搭載のCLIDE W10A

上記のスコアだけを見ると、3万円前後のタブレットや、USBメモリのスティック型の数万パソコンなんて格下で使い勝手に問題が出てくるはずという感覚は錯覚なのでしょうか?

今までAtom系マシンを見くびってごめんなさいとお詫びしなければならないのでしょうか?

ハイエンド機としてゲーミングマシンを自作してガシガシ遊ぶ性能など期待するのも無理なこととわかってはいてもやるじゃんという感想です。

ホームユースの範囲内でOfficeとネットサーフィンと艦隊コレクションさえできれば何も問題がないという利用形態に限ってのお話です。

現在サクサク動く(つもり)編集部の型落ち7のノートパソコンを軽く超えるZ3735F搭載タブレット

Atom系CPU侮れずと恥を偲びつつ、なお編集部に使われている古参のWindows7のノートパソコンのWindowsパフォーマンスの値を貼っておきましょう。

CORE2Duo9400U搭載のネットブックのWindowsパフォーマンスの参考値でプロセッサが4などの表示画面

CORE2Duo9400U搭載のネットブックの参考値

ちなみに同編集部内にある同じくCore2DuoのE7500のデスクトップ型PCエプソンダイレクトAT971もあったので、パフォーマンスを調べてみました。

上から

  • プロセッサ 6.4
  • メモリ 5.5
  • グラフィックス 4.1
  • ゲーム用のグラフィックス3.4
  • ハードディスクの転送速度 5.9

グラフィックのスコアが4未満となっています。AtomZ3735Fの性能が格段の進歩により9.9という高いスコアなのはちょっと実態とかけ離れたスコアにも感じます。

それは後で述べるようにCPUだけでなくマザーボードにあたるシステムバス上のデータ転送スピードの遅さでCPU本来の性能を出し切れていない余地があるように思えます。

Core2Duoパソコンは本当にCLIDE W10Aに劣るのか?

諦めの悪い編集部はムキになります。

CLIDE W10Aと ノートパソコンのSSDへの換装したモデルと比較したのです。

CLIDE W10A搭載のZ3735FのCPU性能で負けていてもデータ転送速度ではかろうじて負けていませんでした。

(編集部必死だな)CrystalDiskMarkベンチマークを使ってストレージの転送スピードを較べてみます。

SSDのベンチマークでシーケンシャルリードが280というスコア等が表示されている様子

Intel SSDのベンチマークテスト結果、3回回しています。

さすがにCLIDEW10A内蔵のeMMCと比べると餅は餅屋といえるスコアが出ました。

SSDの転送スピードはやはり高いものがあります。

比較の対象で使われたノートパソコン内部の換装したSSDは数年前の枯れたものとして参考にお考えください。(*2)

CLIDEW10AのeMMCは2.5インチのSSDの性能と比べ遅いデータ画像

eMMCに関する転送スピードは、2.5インチのSSDの性能と比べると特別な速さは感じられない

Windowsタブレットに本気のSSDが搭載される未来

フルサイズのキーボードをノートパソコンにつなぎ、ハードディスクはSSDへ換装しデスクトップとして利用する。外部モニターにつないで22インチまで拡大して使うような利用形態では、Windowsタブレットの付属キーボードカバーとのセットでの使用感と比べたら酷というものです。

ノートパソコンをデスクトップの代用として使うなら場合、画面がやはり大きく打鍵もしやすい環境が一番。

どっこいCLIDE W10Aにフルサイズの有線USBキーボードやBluetoothでマウスを付けて、HDMI端子より大きなモニターで作業させたらどうでしょうか?

割りといい仕事をしそうでなんだか現在の環境が白けてきさえしそうです。

しかし、eMMCの転送速度が思いの外遅いです。

これではAtom系Windowsタブレットの性能は8万円から10万円のスマホにみられるキビキビした動作に匹敵する快適性が感じられません。

データの転送速度には何かしらボトルネックがあるのだろうと予想されます。

CLIDE W10Aを触っていてどこかもレスポンスがもたつくような感覚が残ります。

今回は、CLIDE W10Aをデスクトップマシンとして利用したとしたらという単なる比較スコアのレビューに終わりました。残念!

元々タブレットの形態ですから、CLIDE W10Aの使い勝手の良さと弱点を見極めるのにズレた方向からレビューを続けてしまったなぁという点は否めません。

CLIDE W10AをノートPCのように使える付属カバー兼用キーボード・タッチパッドについて2016年1月14日に続きます。

 

参考リンクなど

まずは、テックウィンドからのアナウンスがあります。購入前でも購入後でも目を通しておくと安心できます。

【CLIDE W10A】 製品をご購入いただいたお客様へ

  • 購入時には、本製品の表示パネル部には、2枚の保護フィルムがあらかじめ貼り付けられています。
  • (1)製品製造/輸送時のキズ防止の為のフィルム(内側)と、(2)通常利用可能な保護フィルム(外側に貼り付けられたもので試供品)との2枚です。
  • (1)の製品製造/輸送時のキズ防止の為のフィルム(内側)を剥がして利用することでタッチパネルの操作の精度が向上するとのこと。

また付属フィルムとは別に保護フィルムを貼る場合には、(1)(2)のフィルムも剥がして使って欲しいとのことです。

これは、フィルムが重ねて貼られた状態ではタッチパネルの認識精度が下がるおそれがあるためだそうです。

画面中央部に泡が稀に発生することがあるようです。

画面中央に円状に泡が出ることが稀にあることのイメージ画像

画面中央に円状に泡が出ることが稀にあるらしい。

実はタッチパネルと液晶パネルが密着した場合に起きることがあるようです。輸送中に物理的な圧力が加わったために稀に起きる現象だとか。

圧力を加えない状態でしばらく時間そのままにしておくことで、自然と元に戻るという情報を聞いて、タブレットの機械的なトラブルでもないために、操作は続行しつつ泡については静かに様子を見守ることにしました。

当初の貸出機のそのような現象があったものの、数日後には画面中央の泡のような現象はきちんと改善され動作に支障はありません。

 

画面中央円状の空気の泡はキレイに消えた様子の画像

画面中央円状の空気の泡はキレイに消えた。

 

荷物と荷物に挟まれて輸送時の状態により偶発的に開封した時にちょっとびっくりする場合ももしかしたらあるかもしれませんね。

88ちゃんねる編集部内のW10Aの貸出機も特に問題もなく動作しています。

(*1)

ファンレスでCeleron N3050搭載LIVAX2/リバスクエアは豆腐と親しまれるLIVAの後継モデル 2015-12-25において、参考リンクなどの欄では、

「BraswellのCeleronN3050の性能の目安」

なる項目を設け、Atom系のZ3735Fとの比較表を作りAtom系CPUについてレビューをしています。

あるいは、2014-12-3の2年前の時点では、

X205TA/ASUS重さ980g長時間バッテリーPC登場!同価格帯X200MAと比較!!の特集で、

型番/本体カラー X205TA-B-32G(ダークブルー+ホワイト、レッドを追加した。 X200MA X200MA-B
(ホワイト、ブラック、ブルー)
OS Windows 8.1 with Bing 32ビット Windows 8.1 with Bing 64ビット
CPU インテル Atom™ プロセッサー Z3735F1.33GHZ(最大1.83gHZ) Celeron Dual-Core N2830
2.16GHz/2コア

性能比較について、「ATOMとCeleron、Celeronの方がCPU性能は上ですが、ATOMも独自に進化し、低価格Windowsタブレットでよく見かけるようになっています。」とのんきなコメントに終わっていました。

(*2)

HDDからSSDに換装するとスコアが5倍に?旧型液晶一体型PCでも爆速に?! 2015-2-25の特集で使っているIntel 330シリーズの120GBモデルで換装したSSDを使ったスコアを出してみました。