CLIDE W10AでKindleアプリを入れて100%の表示画面を7インチと10インチとで実寸を計測してみた!?

Nexus7との大きさ比較画像

Nexus7との大きさ比で
左がCLIDE W10Aの画面、右がNexus7の画面に比べ気持ち大きく見えます。

CLIDE W10Aの貸出機を実際に触ってレビューするいわゆるハンズオンの第4回です。

10インチの大画面ですからA4印刷サイズの雑誌は7インチサイズの電子書籍の10/7倍ほど大きく見やすい期待がありました。実際に測って見た場合に、1枚のページサイズを100%に表示していくと縦幅がNexus7は12センチ、CLIDE W10Aがほぼ13cmという結果が出てしまいました。

どちらもKindle for PCアプリを使ったものです。(*1)1920×1200ピクセルの解像度は、Nexus7(2013)とCLIDE W10A両者同じです。

大画面だから7インチが物足りないほどに大きく読めるはずだと思い込んでいたためちょっと予想外でした。編集部に何かやり方を間違えてるのでは?という声が…勉強不足でごめんなさい。

Nexus7でページA4の縦幅を計測すると約12cmの大きさをノギスで計測した画像

Nexus7でページA4の縦幅を計測すると約12cmの大きさ

写真はNexsus7(2013)でページA4を100%の比率で表示させたものです。大体12cmくらいの縦幅だということが分かります。それでは、CLIDE W10Aではでどうでしょうか?

Nexus7と比較するとページA4の等倍表示で縦幅が13cmと1cmほど大きいことがわかります。

Nexus7と比較すると13cmと1cmほど大きいことがわかります。

劇的な大画面効果とは言えませんがそれなりに画面が大きくなっています。

 フル画面表示の悲劇

Kindleで雑誌ページ拡大をして10インチの縦幅を最大にすると横が途中で切れてしまう様子

Kindleで雑誌ページ拡大をして10インチの縦幅を最大にすると横が途中で切れてしまう。

よく640×480ピクセルサイズの動画を拡大して画面を1336x768に拡大して悲しい気持ちになる時はありませんか?

Youtube動画のサイズをフル画面に拡大して悲しいクオリティになったことはありませんか?

ちょうどそんな感じです。ページA4は297mm x 210 mmこの縦横比を崩さないで拡大して1920x1200ピクセルにできるだけ大きく表示するようにKindleのリーダーがPDFのリーダーのように画面の幅に合わせるようにしたとしても、今度は横幅が最大でも縦幅が途中で切れるというジレンマに陥ることになるのですね。

 

W10AでのPDF版のA4雑誌の高さを図ると20cmほどというノギスでの計測画像

W10AでのPDF版のA4雑誌の高さを図ると20cmほどというノギスでの計測画像

A4サイズの雑誌をより大きく読む

割りと大きな活字なら実際に雑誌を両面見開きで読むのも本当に印刷された雑誌を読んでいるようで良いものです。

W10AのPDF版で雑誌のPDFファイルの広告欄を表示してみました。DOS/V Power Reportの中の宣伝ページで実験します。

縦の大きさは20cmくらいまで拡大されました。これならA4サイズの雑誌もまるで本当の紙面のように読めるという感じです。

ところが非常に動作が重たく、PDFファイルがCLIDE W10Aに重たい様子が以下の画像で分かります。

PDFファイルを使って閲覧する際にほぼ固まってしまった時のタスクモニターのCPU100%消費の様子

PDFファイルを使って閲覧する際にほぼ固まってしまった時のタスクモニター白い余白の残りが少ない様子

高速にPDFが読めるという検索をかけてFoxit J-Reader(*2)というアプリを入れてみたところ上記のようなリソースが消費されてしまったわけです。

  • Kindle for PCからPDFファイルをインポートして読もうとして固まりました。
  • Adobe のAcrobat ReaderDCをインストールして読もうとしても結果は同じです。

画像の塊のような雑誌のPDFファイルでの読書にはZ3735Fをはじめとするアーキテクチャには荷が重いようです。

W10A CPUの平常運転中。至って静かにWindows10が動作しているよう様子

W10A CPUの平常運転中。至って静かにWindows10が動作しているようです。

CLIDE W10Aのタスクモニタの様子です。上記のように普段のWindowsの操作時は、白い面積がたくさん見えてますね。それだけZ3735FのCPUもAtom系であろうと余裕ということだろうと思います。

Kindle以外にも電子書籍のサービスはたくさんあります。今回の重い動作や画面サイズの大小についてはレビュー環境によって左右される可能性があります。参考の1つとして捉えてもらえたらと思います。

少ないマシンパワーに最適化された電子書籍のサイト、コミックサイトなど多々あります。Windowsタブレットの普及次第でそれほどマシンパワーを必要とせずにスイスイと読める編集部の知らない世界は既に開かれているのでしょう。データサイズの圧縮技術の改良次第でYoutube動画くらいにスイスイと読めるような予感すらします。

kindleから単行本の表紙を画面最大にしてみた画像

kindleから単行本の表紙を画面最大にしてみた画像

単行本サイズ

A5サイズ程度の単行本に関しては見開き表示もたぶん小さな字で疲れない大きさで読むことができます。

Kindleを元に試したせいか印刷サイズの縦横の比率のバランスもあり、上記のように単行本を読む場合では大きなゆとりある見え方になります。

Nexus7とCLIDE W10AのKindle版雑誌大きさの比較すると画面の見開き表示の大きさ若干大きめな印象がする程度で一回り大きくというほどでもない様子

Nexus7とCLIDE W10A都の大きさのA4雑誌見開き表示での大きさ比較画像

A4見開き表示

しかし、A4サイズの雑誌は横の見開き表示で100%等倍では7インチはかなり無理があります。例えそれが10インチタブレットになろうと、画面が細かすぎます。

縦にして読むのならば1ページごと100%に読むこともできますし、10インチを活かして画面の幅一杯にして読みページ全体をずらしながら読むスタイルであれば7インチタブレットにはできない見やすさが実現できそうです。

次回はCLIDE W10Aの2in1形態として10インチ折りたたみ式ノートパソコンとして使い心地にこだわって新たなレビューに挑戦したいと思います。ぜひ興味を持たれた方はご覧になってみてください。

参考リンクなど

(*1)

背面でマウスのポインタを操作し、読書する時には画面に集中したい場合ページをめくるときに付着する指紋汚れを気にせずにできる機能としてタブレット本体の背面を右手で思うようにめくれるとしたらとても便利ではないでしょうか。

それはタブレット本体を両手で持ち続けることができ、片手で画面に触れることで姿勢を崩したり、読むときに机の上などに置いて上から見下ろすという姿勢を取らずに悠々と読書できることになるのです。

試しに雑誌ほどに活字の小さなマンガオンザウェブというサイトで「ブラックジャックによろしく 13」を読もうとします。

http://mangaonweb.com/dcms_free/sato_shuho/bj13/_SWF_Window.html

慣れもありますが、マウスでページをめくる場合にドラッグしながら左から右へページを持ち上げつつまるで紙のページを持ってめくるかのように読むことが可能なデザインとなっています。

(*2) Kindle for PC を利用してCLIDE W10Aを利用している時にやはりCPUパワーなのか、グラフィック系が弱いのか、データの転送速度のレスポンスが弱いのか、それらが総合的に弱いのか、以下のような現象が起きています。画像処理が追いつかず表紙が双子のような残像が一瞬表示され、正常な表示に戻ります。

Kindle for PCについてはAmazon内にリンクがあります。

電子書籍の表紙を出したり消したりする際に現れた画像処理の追いつかない様子

電子書籍の表紙を出したり消したりする際に現れた画像処理の追いつかない様子

(*3)

FoxitJapan、無償の高速PDFビューワー「Foxit J-Reader 7.1」を公開

窓の杜よりダウンロードし、PDFファイルの閲覧時の動作を検証してみました。

(編集部から)先週、CLIDE W10Aでのダブルクリックは二度タップしたままずらせ!
特集しました。
特集の流れから電子書籍の閲覧に感想についても触れました。1ページの内容が長すぎと編集部上司よりお叱りが…

読みやすくしたいとの声を受けて、今回電子書籍の閲覧についてよりシンプルにまとめての特集です。