電源を押してもデータがそのまま消えないエディター、自動保存機能を活用する小技。消えない君やサクラエディタのマクロ機能を試す

ハードディスクが壊れない限りデータが残るというフリーのエディター消えないくん

ハードディスクが壊れない限りデータが残るというフリーのエディター消えないくん

新規作成してすぐにファイル名をつけて保存できる人はこの特集は無意味かもしれません。

暑い日が続いています。こういう時にクーラーの温度を下げたために、停電になって画面が真っ暗になったら今までの作業が消えることもありますね。

Googleドキュメントなどでバックアップが残っているケースはWi-Fi等でクラウド側へ運良く自動保存されていてほっとすることもあるでしょう。

Googleドキュメントなら、ネット接続が確実ならばバックアップが残る可能性も高いかもしれません。

Googleドキュメントなら、ネット接続が確実ならばバックアップが残る可能性も高そうではあります

MicrosoftのOfficeを使っていても自動保存してあって助かったと思うことも多いはずです。

とはいえ、通常の文章の作成に秀丸エディタなどのテキストエディタを使う人もWindows標準のメモ帳を使う人もいらっしゃるはず。

Windows標準ツール,Windows7から10まで画面にポストイットのように使える付箋アプリ

Windows標準ツール,Windows7から筆者は愛用中です。

Windows標準の付箋や、消えない君というエディターをシンプルに使うのならほぼ確実に

動作の途中で無理矢理に電源を落としてみました。

シャットダウンする前のファイル保存の確認などする余裕も与えずプチッと電源を落とします。

電源を入れなおして、消えない君を立ち上げると何の問題もないように保存されています。

1行40文字以上は長い文章になるのを避ける技術のある方ならWindows標準の付箋を使えば一番手っ取り早いように筆者は考えます。

ポストイットの変わりにIDやパスワードを貼り付けてる人は機密保持にはご用心を…。

Windows10版での付箋、及び日本広告メディア供給株式会社のフリーウェア消えない君の様子

Windows10版での付箋、及び日本広告メディア供給株式会社のフリーウェア消えない君の様子

まず停電やWindowsのクラッシュだろうとしぶとくデータは残っているからです。

無料のエディター消えない君はなかなかの実力

消えない君はダウンロードする際にウィルス対策ソフトに検知されて最初使えないケースがあるようです。

対策ソフトに実行の許可を与えると上記のようにエディターが開きます。

1行の文字数を半角で80文字以内に改行させて文章を作るようにしたいというような設定こそありません。

シンプルで字数の合計カウンターもついており、使いやすいですね。シンプルで簡単なところと、制限される点があります。

  • 入力された文章の差分を自動で記録されます。
  • 一般的なソフトウェアにあるファイルの保存という手間いらずです。
  • 作成した文書の入力編集プロセスが記録されます。
  • 「アンドゥ/前の状態へやり直す」や「リドウ/やり直しから直前のように戻す」、これらを履歴という形で呼び出せるのが秀逸です。
  • txt形式のファイルが開けません。よって編集もできません。作成一本です。印刷するには一度text形式に落とした上で、別のアプリでまかないます。
  • 複数同時に「消えない君」は開けません。

 

便利で多機能な無料のテキストエディタの1つ サクラエディタの画面

便利で多機能な無料のテキストエディタの1つ サクラエディタ

 

サクラエディタが自動保存できると飛びついた

知名度が高い代わりに「秀丸エディタ」は4,000円以上もする有料ソフトです。フリーウェアでなんとかしたいと筆者は調べていきます。

最初から1分ごとに自動保存される機能があると聞き、筆者はよく使われるTeraPadからサクラエディタへ乗り換えたところです。

TeraPadも優れたテキストエディタです。ただ、多言語やunicodeの文字コードに弱いことがあるんです。

サクラエディタのバージョン情報画面

サクラエディタのバージョン情報画面この画面では2.2.0.1となっています。

たけ(竹パンダ)さん、いつも助かっています。

深く考えることもなくサクラエディタをいそいそと筆者は導入します。(最新バージョンはVer.2.3.0.0(Unicode版で2015年10月12日のリリース)

オープンソース系のアプリで、無料で、文章作成だけでなく、複数の言語においてコーディングをサポートする機能もあり便利です。

しかし使いこなすうちに大きな穴に入ります。

 

サクラエディタの他にも小説家志望のための人気アプリVertical Editorも1分ごとに保存ができる設定が可能です。

アプリVertical Editorはその名のとおり縦書きに特化された小説を作るアプリとして評判が高いといいます。

ファイル名をつけて保存しておかないと自動保存はされないサクラエディタ

何を初歩的なことを大げさに主張しているのかわからない方もお見えになるかもしれません。

ズボラな筆者はある程度の文章ができた時点でファイル名を考えて保存しています。

当然、ファイルになっていないメモリ上の文章はWindowsのクラッシュや停電などひとたまりもないことになるのです。

さくらエディタのマクロ ~無題ばっかり!なんとかしたい!~

何でもメモローグさんの2015/2/11(水) 午後 8:02の上記のタイトルにこれだ!(*1)と救われたのです。

autosaveという名前のジャバスクリプトでできたサクラエディタのプラグインです。

autosave-filenameという名前のジャバスクリプトでできたサクラエディタのプラグインです。

もっとシンプルにバックアップを取るために臨時のファイルを作る方法はMacro/投稿/218 さんの投稿を参考にしました。

マクロと聞いただけで拒否設定がでるユーザーの心理

タスクバーから起動した瞬間にファイル名がタイムスタンプとして保存される様子

タスクバーから起動した瞬間にファイル名がタイムスタンプとして保存される様子

この方法の場合はファイル名を自動で作ってくれます。

これなら新規作成と同時にタイムスタンプのついた文章ファイルがすぐにできます。

最短で1分ごとのバックアップにもこれで対応できますね。ちょっと簡単にはできませんでした。

このような保存ができるためにはマクロにジャバスクリプトのファイルを登録する必要があったからです。

サクラエディタから共通設定→のマクロ登録画面からマクロのジャバスクリプトを登録する手前までの様子

サクラエディタから共通設定→のマクロ登録画面からマクロのジャバスクリプトを登録する手前まで

まずtxtという拡張子やjpgなどというファイルの拡張子や、実行ファイルの*.exeファイルのアイコンに筆者は今のところ恐怖を感じることはありません。

ところが*.jsのファイルには生理的にわかりにくさを感じて考え込んでしまいました。

見慣れないジャバスクリプトのアイコンの例

見慣れないジャバスクリプトのアイコンの例です

マクロにもなじみがない以前に見慣れないjs形式のファイルにとっつきにくい

それでもChromeのブラウザやFirefoxのブラウザにAdobeのFlash Playerを入れるのとどこが違うんでしょう?

このアイコンをみて、逃げ出したくならない人が羨ましい。何かギーク系って感じです。

筆者が自問自答してみると、まず番号が並んでいるだけで怖い。マクロという言葉の響きも真っ黒のような響きで小難しい。

標準のパッケージでアプリを使うのは特に抵抗はないのです。

筆者はマクロという名前を聞いただけで暴走や不具合が起きるという不安がすぐに生まれる小心者でもあります…。

。     SnapCrab_NoName_2016-7-5_14-21-50_No-00

試してみた結果は、そんな難しいことはありませんでした。

プログラミングやコーディングに慣れている方からすれば、この程度の難易度で鼻で笑うレベルでしょうか?

編集部にはコーディングやアプリの開発ができるほどの言語に詳しい人材には恵まれていないのです。(自慢しない!)

おそらくファイルを一時保存するところが問題で45行目のジャバスクリプトをにらめっこしても解決できませんでした。

おそらくファイルを一時保存するところが問題で45行目のジャバスクリプトをにらめっこしています

保存先の指定を様々ないじってみても筆者には解決できませんでした。ITスキルのなさを感じた次第です。

(続きます)

参考リンクなど

お二方のページに深く感謝です。

(*1)文章を作りはじめる前からタイムスタンプのようにファイル名が登録されることで、1分ごとの自動保存により急な停電に備えられる!

s_hiiragiさんのサクラエディタの自動保存機能は保存されているファイルに対しては有効ですが、未だ保存されていない(無題)タブに対しては何もしません。そこで、新規作成後に一時ファイルへ保存することで自動保存機能が働くようになります。

これを読み、backup_untitled_tab.jsをとにかくサクラエディタの上で走らせるんだ、そうすれば1分前なら停電などでも備えられると意気込んだのですが実力及ばず。

消えない君と消えない君プロについて

消えない君を開発したプロ版も用意ししている日本広告メディア供給株式会社では、

  • 文書を書いていて、うっかり消してしまう、おまけにパソコンのスイッチ切ってしまった。
  • 理由がわからいないうちに書いたものが消えてしまったのであわてて上書き保存してしまった。
  • 書き直した文書を、違う名前で保存しないといけないのに上書き保存のアイコンをクリックしてしまった。

そんな痛い思いを避けてくれるフリーウェア版の「消えない君」:http://www.nkmk.biz/download/kienaikunFree.zip

とファイルの更新の度に保存前のロールバック/やり直しの履歴を遡って確認できる強化版「消えない君プロ」を提供しています。

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