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9月 7, 2016
http://www.jide.com/remixos-for-pc#downloadNowより 3つのステップだけで使えるアピール
起動用USBメモリやDVDからインストールする手間なく直接RemixOS3.0をインストールできる
RemixOSをサイトよりダウンロードし、
Windows上からインストールし、
再起動をかけて、起動するOSをRemixOSとして選択するだけです。
直接Windows10上からインストールした後で使いたい時にだけ選べるRemix3.0の手軽さと落とし穴
Linuxを旧型パソコンにインストールしたい時は、ダウンロードしたリナックスのイメージファイルをDVDに焼いたりします。
DVDなどお皿を入れる場所のないパソコンにはUSBメモリから直接起動してインストールするなど前準備の面倒さがあります。
RemixOS2.0を試そうとした際にはまだリリースはベータ版としてサイトにアップしたものでした。
現在RemixOSはバージョンアップされて3.0です。Androidのマシュマロ/Android6.0まで新しいAndroidの新しいバージョンで動作してくれます。
これまで電源を入れてから起動ドライブを選んでWindowsが起動させないように工夫させる従来のインストールする複雑さから随分シンプルになりました。
Windows10を起動したままでいいんです。サイトよりダウンロードしたremixOSを解凍して直接WindowsのCドライブ上へインストールできました。
電源を押してBIOS画面と呼ばれるマウスでは操作のできない管理画面を使っていたパソコン以前では
64ビット版は入れてもまともに動作しません。32ビット版で試してみてください。
空きスペースが最低8GB、32GB推奨です。
無事インストールされるとインストールするためのソフトを終了してWindowsに戻るか、Windowsそのものを再起動させるか選ぶことになります。
インストールした後は起動画面を選ぶことでWindowsやRemixOSを起動するかを選べます。
起動したばかりの画面からホームボタンを押した状態です
白い紙袋のようなRemixCentralというアイコンがあります。GooglePlayに似たアイコンで一番左端の列の一番上に見えます。
一番右上のカブトを被った戦士のイラストが広告になっっているAndroid用のゲームのアイコンが見えますね。
その上に電源ボタンが見えます。
RemixOSの中のGoogleCentralの様子
GooglePlayに似た紙袋のようなアイコンの中に上の画面のようなGoogle Play Installerというアイコンがあります。
場所はホームボタンの一番近い緑色の円形アイコンですのですぐに見つかります。
これをクリックしていくとGooglePlayが使えるようになります。前の2.0に比べて随分シンプルに使えるようになりました。
Google日本語入力をインストールして感じひらがな・カタカナが打てる
Google日本語入力を入れておき英字以外の文字入力に備えておきたいです。
入力している単語は無料でGoogleが吸い取ってビジネスに利用してくれます。だから無料なんですね。
英語配列キーボードで使うとRemixOSが使いづらいのでこのアプリが便利です。
Androidのアプリ106/109キーボード を入れて、日本語+Homeのキー配列を選びます。
RemixOSのショートカットキーの操作がWindowsユーザーからもより分かりやすく
Androidスマホやタブレットでホームボタンを押すのと同じ動作などWindowsキーを押すと一瞬にして他のアプリの画面が隠してくれる
(Windowsの場合はWindowsキー+Mボタンで覚えてる人は多いと思います。)
前回ではALT+F4でアプリの画面を閉じる がうまく使えませんでした。
今回はバッチリ閉じられます。
従来からのALTキー+タブキーによるアプリの入れ変え も引き継がれています。
Youtube動画の再生画面サイズの大きい表示
試しに編集部からYoutube画面の再生を試します。再生されている動画と参考動画リストが右端に並びます。
Youtube動画の再生画面サイズを縮小した表示
これが参考動画リストを中心にしたい画面で、再生画面のサイズは右下へと隅によせられながら縮小されつつ再生が続きます。
アプリにもよりますが、1画面に複数の画面を任意のサイズ・配置で広げることができます。
言語と入力とファイラーを使っている様子です。ファイラーは、Windowsでは「エクスプローラー」と一般的に呼ばれるものです。
USBメモリを挿すと即座に認識されました。(パソコンのハード側との相性がたまたま運が良かっただけかもしれません。)
スクリーンショットを撮影したものをUSBメモリへ転送するのもとてもスムーズです。
USBメモリの取り外しも分かりやすくアイコンがあり、ボタンを押すと安全な取り外しができたと表示してくれます。
RemixOS 3.0の特徴である、アプリの画面サイズに融通を効かせるように配慮した点がキモなのでしょうね。
スマートフォンでは画面サイズは固定されていて一画面で収められるように設計されています。
RemixOS 2.0から3.0にバージョンアップし、パソコン画面がスマホよりも大きく、複数のアプリと同時に使ったり選んだりできる便利さをアピールしているかのようです。
最小化、最大化、閉じるというアプリの窓の動作をまるでWindowsパソコンを使うのと同じくらいの感覚でRemixOSが動くようになるのも近いかもしれません。
チップセットの古さから2010年前の旧型ノートパソコン上RemixOSが動いている様子です。
SSDは必需品
Windows上でAndroidスマホが動くようなWindows上から操作可能な互換アプリがあります。例えばDuOSやNoxplayerで、編集部のお試し用の旧型ノートパソコンにインストールしようとしました。
そんな時ことごとく規格の古さで拒否されたんです。
それでいて、今回も前回RemixOS 2.0で検証した2009年製品でCPU Core2 Duo SU9400、RAM4GB、Windows10の64ビット版をクリーンインストールしたものです。
SSDがIntel330シリーズ120GBで行いました。
これでよく動いてくれるものだと尊敬します。RemixOSでもSSDでの利用は強くオススメします。
ハードディスクという遅いスピードの記憶装置のパソコンで5年以上前の初心者向けパソコンで動くのかは気がかりです。
ご覧のようにmobile Intel GM45 Expressのチップセットと表示がありますね。もう時代的には大年配の世代でしょう。
この時期のパソコンのメイン基板のmobile Intel GM45 ExpressがDDR3のメモリも利用可能とあります。試したノートパソコンはDDR2メモリが搭載されていた頃の時代ですね。(いまではすっかりDDR4メモリへと編集部員は溜息…。)
RemixOSが予め用意してあるアプリのためのショートカットアイコンの品揃え豊富な様子
プリントスクリーンが有効になっているのに気が付かず非常にみずらい画面になった特集なのは痛恨の極みでした。
お好みで、モバイルのオフィスやGoogleのGmail系のアプリなど入れることになりそうですね。
RemixOSのバージョンは3.0.201、Android 6.0.1互換です。セキュリティーパッチが2016年の8月5日にあてられたとありますね。
起動後、なぜかWi-Fiが認識されませんでした。
仕方がなく有線LANをつないでも接続ができませんでした。
しばらくするとRemixOSのバージョンアップしていたようで、再起動後ネットへの接続ができるようになりました。
このまま使えなかったら、時間をドブに捨てたも同然です。
曇った英語で表示で画像ですいません。Google Playを有効化する様子です。
Google Playが使えるようになるという案内表示が出ました!
GooglePlayが使えるようになったら、一度再起動をかける必要があると言われました。素直に再起動します。
Google Playをサイトからダウンロードする手間も省けてAndroidノート体験!
起動におよそ1分半。
ノートパソコンでSSDで起動するWindows10に比べると少し遅いと感じます。
RadikoをGoogle Playからダウンロードしてきた様子
Google Playを使うためのアイコンを押すと自動的にGoogle Playが使えるようになります。
さっそくRadikoを試してみます。RemixOS 2.0の時には位置情報で使えませんでした。
起動時に地域判定オプションの指定そのものを拒否しています。
起動時にこの画面を表示しないにレ点を入れてOKボタンを押すと編集部内のルーターの情報などからアプリが自ら推測するようです。
放送大学が聴ける様子
WiMAXルーターを使う場合には大阪だったり、東京や大阪など利用している位置とズレて地域を認識されるのはお約束です。
アプリ終了しようとする際の選択画面の様子。ALTキーとF4キーに組み合わせからもできます。
前回現在地情報で使えなかったラジオアプリRadikoもBGMとして使えます。
スマートフォンでは指で放送局を選んだり、番組表などを切り替え表示します。
ですが、タッチ操作できない旧型ノートパソコンでは、マウスをドラッグして画面を左右に動かし選曲します。
終了の際に、バックグラウンド再生も選べます ので、BGMとしても気軽に利用できます。
編集部で利用できるネットの帯域が狭かったのでしょうか?、家庭でポケットルーターから聴く方がやはり音質は良かったです。
RemixOS 3.0の待機・再起動・システム終了
休止状態は残念ながら確認できませんでした。
普段は休止状態にしておき30秒以内ですぐに使えるようになるとありがたいものです。
VAIO ZやLAVIE Z、レッツノートの高速マシンのように電源いれたらすぐに使えるのが理想です。
ただ価格はかなりのもの。その点Androidタブレットは電源ボタンに触れたらすぐに使えます。
しかし、付属のキーボードも用意するとノートパソコンにくらべるとその点であRemixOSよりも2in1のWindowsタブレットの方が完成度は高いような印象です。
http://www.jide.com/remixos-for-pc#downloadNow よりRemixOS3.0のダウンロードサイトの画像
Windows10が有料になると騒ぎに騒いだ2016年7月29日締め切りの無償アップグレードでも編集部は振り回されてばかりです。
だからといって、無料で提供されるオープンソースのOSのリナックスを使うにも敷居は高いですね。
直接プログラム言語を打ち込んでいるほど達者な方たちでないとついていけないような印象があります。
日本語ユーザーはどうしてもWindowsやMacOSを選ぶほうが分かりやすく無難な印象を持っているユーザーさんは多いと思います。
Androidのスマートフォンを使い慣れた方なら、今回特集するRemixOSについては無料でも敷居は割りと低いと思うのです。
Android互換で実際にGoogle Playから落としたアプリがかなりの割合で動いてくれます。
指で操作していたものをマウスやキーボードで操作する違いこそあれ感覚的に使えるような気がしてきませんか?
64ビットのWindows10ノートにRemixOS 3.0 64ビット版を何度やってもコケる編集部
UEFI方式とBIOSの方式の壁
Windows10の64ビット版が動いているのだからRemixOSも64ビット版が走ると期待したんですが、かないませんでした。
そういう理屈ではなく、UEFI方式と呼ばれるWindows8以降で普及したパソコンならインストールできるでしょう。
格安タブレットもUEFI方式で、かつ起動時にDelキーやF2など押して起動デバイスを選択するような案内が出ないパソコンにUSBメモリから起動してインストールしようにもWindows10などが自動的に起動しスルーされる失敗を何度も筆者は繰り返してしまいました。
参考リンクなど
http://www.jide.com/remixos-for-pc#downloadNow
一回のキー操作で、全画面をデスクトップ表示へ一気に戻す。などRemixOSはWindowsのマルチウィンドウ機能を程よく取り入れつつ進化し続けていると感じました。
OSなしの中古パソコンで、Windows10を買うお金に納得の行かないケースなどで無料OSとして候補に加えてみてはいかがですか?
32ビット版と64ビット版で大は小を兼ねるようには行かないケースが編集部でヒシヒシと感じました。(片方がダメでも、もう片方で動く可能性がありますね。)