亀田興毅。日韓戦を「辛勝」の判定防衛。大ブーイング巻き起こる。

亀田興毅。日韓戦を「辛勝」の判定防衛。大ブーイング巻き起こる。
11月19日。韓国・済州島でWBA世界バンタム級チャンピオン亀田興毅の8度目の防衛戦が行われました。相手は1年のブランクがあり、「何故か」急遽世界ランキング入りした「孫正五」。下馬評では亀田の圧勝が予想されていました。しかし・・・。


韓国のチャレンジャー孫は、どの様な選手か知られていませんでしたが、ボクシングファンによる動画の投稿で、明らかに亀田の方が有利とされていました。実際1Rから、スピードの無いジャブと腰の入っていない右ストレート。分回しフック。常に後ろ足がべた足であり、とても「プロボクサー」とは呼べないレベルでした。

しかし、ひたすら圧力をかけて接近戦に持ち込んだ孫のストレートや、手打ちのフックが亀田の顔面を捉え始めます。中盤には孫のヒッティング(有効打)により、左右の瞼をカットされ、両眼の視界を奪われます。

亀田は10Rに「疑惑の判定」で有名な、「ファンランダエダ戦」以来のダウンを奪われます。後半に多少巻き返したものの、試合内容としてはかなり厳しいものとなりました。大方の予想は外れ、12Rまでもつれるという泥試合となりました。

判定も「不可思議」なものとなりました。アメリカ、メキシコ、フィリピンのジャッジの集計がやたらと長引きます。そして判定が告げられる前に急遽テレビ中継は終了し、次のニュース番組内で、トロフィーを持つ姿が映されました。しかし、チャンピオンに笑顔はありませんでした。

この判定が出された時、会場内は大ブーイングに包まれたとの報道があります。初めてのアウェイで、観客の声援にのまれたのかもしれませんが、これではWBC世界バンタム級王者、山中慎介の「自分がバンタム最強。」という言葉に文句は付けられない内容となりました。

亀田はWBA世界バンタム級「スーパー王者」の「アンセルモ・モレノ」との試合を避け、孫との防衛戦に挑みました。この試合内容では例え勝利しても、納得する人は誰も居ないでしょう。

「今後は空白。」と語る亀田興毅。世論の反応は今までで最も酷いものとなっています。