亀田興毅、バンタム限界か。ボクサーとして限界か。

亀田興毅、バンタム限界か。ボクサーとして限界か。
11月19日、8度目の防衛を果たしたWBA世界バンタム級王者「亀田興毅」に対し、各メディアや世論の声では階級が限界である声や、ボクサーとして既に限界であるのではないかという声がついに表だって大きく取り上げられています。


もう述べるまでもありませんが、19日の韓国での防衛戦では、今までで最も酷い疑惑の判定防衛を治めた亀田興毅。多くのライターがチャレンジャーの孫の実力の無さに対し、辛勝した王者である亀田の衰えについて語っています。

ボクシングは経験者なら分りますが、パンチは全て下半身を使って打つものであり、手打ちのパンチでは簡単には相手を倒す事は出来ません。普段足腰を鍛えているプロボクサー達ですから、体重の乗った威力あるパンチを打つ事が出来ます。

ディフェンスにしても棒立ちでパンチを受ける事はなく、足腰が強くなければ相手のパンチの威力を受け流す事も出来ません。孫は全て手打ちのパンチだったにも関わらず、亀田は連打を浴び、ダウンまでも取られました。

まだダークヒーロー的な存在だった時は、ハードな練習により、足腰の強さから強烈な左ストレートも打てたし、カウンターもありました。しかし、この試合では孫にパンチを当てても「倒せるパンチ」が一切ありませんでした。

やはり練習不足のせいとしか思えません。ボクサーは引退しても毎日走る事がやめられない人もいます。それだけロードワークは当たり前のようで、非常に大切な事です。もし十分なロードワークもしていない世界チャンプなら、ボクサーを名乗るのはどうかと思います。

正直、試合は「世界戦」と呼べるレベルではありませんでした。確かに亀田一家のお陰でボクシングが盛り上がった時もありましたが、これでは「世界チャンピオン」の価値が下がってしまいます。

全くボクシングに興味の無い人ならば、「WBA世界バンタム級チャンピオンで8回防衛」と聞けば、「よく分からないが、8回もベルトを守ってるなら凄いんだろう」、と思ってしまうでしょう。しかし、本当の世界チャンピオンと呼ばれる人達のレベルはこの様なものではありません。

また防衛回数も8となり、日本歴代4位にランク入りしています。この防衛記録に関しても「パンチの無い弱い相手」ばかりであり、これもボクシングファンからすれば納得のいかない記録であり、「もうボクシングは止めてくれ」という声が今までで最大限にあがっています。

まともに練習もせず、世界タイトルマッチを行う王者なんて歴代でいたでしょうか。練習せずとも勝てる相手を選んできたのではないでしょうか。今回、完全に返り内にあっての防衛は、世界タイトルの価値を下げる事となりました。

身体能力的に限界であるならば、WBAスーパー王者モレノと試合して、華々しく散る方がボクサーとしても人間としても、皆から称賛されると思います。まだ体力が残っているのならば、慢心せずに以前の様にとにかく練習をする事が必要だと思います。

これ以上、歴代の日本人世界チャンプ達の功績を汚すような試合はやめてほしいです。