元中日、中田堅一投手。ソフトバンク入団決定。

元中日、中田堅一投手。ソフトバンク入団決定。
FA宣言をした元中日の中田堅一投手が、ソフトバンクに入団する事が28日に決まりました。中田堅一投手に至っては、中日の引き留め、ヤクルト、阪神、ソフトバンクという4球団からのラブコールを受けていました。今季のFAの目球は、「暴れ馬」中田堅一投手でした。


「なぜ中田がこれ程までに何処の球団からも欲しがられるのか。」

その様な声が大きく上がっておりました。中田投手と言えば、ストレートのMAXは153kmであり、決め球のフォークのキレは素晴らしいものがありますが、先発投手として2桁を挙げたのは2007年だけです。

中日の先発ローテーションでも「エース」として注目される事はなく、一琉の選手と評価された事はありませんでした。しかしながら、彼のブルペンでの投球は、鋭い球速と落差のあるフォークは群を抜いています。

しかし、マウンドに立つとコントロールが定まらず、せっかくの速球や変化球が活かし切れない、実力を発揮しきれない選手です。その様な安定度の低い選手を、なぜ古巣中日も引き留めのため大幅年棒UPを提示したり、阪神、ヤクルト、ソフトバンクという強豪チームが欲しがったのでしょうか。

簡単に言えば、何処の球団も「先発不足」が大きいと思います。中日はエース吉見投手が怪我のため、まともにマウンドに立てるのは来年6月以降であり、今期は若手の投手達が中日の先発ローテーションを担っていました。

中田投手は、「完投」出来る投手であり、悪く言えば保障が要らない投手と言われています。中田投手の地元を拠点とするソフトバンクからは4年契約で10億円が提示されました。

阪神は能見、メッセンジャー、藤浪に続く投手として中田投手に4年5億円の提示をしていましたが、断わりの電話を受け、非常に焦っています。早急に他の選手の獲得に動いています。

ヤクルトは高級料理でおもてなしをするも、交渉は決裂。今季Bクラスに終わったヤクルトはバレンティンの史上最多ホームラン記録で賑わいましたが、投手に至っては2桁勝利を挙げたのは小川泰弘投手のみ。来季の投手陣は絶望的でしたので、FA宣言をした中田投手獲得に力を入れたのでしょう。

中田投手の潜在能力はまだまだ現存だと思います。問題は「制球力」だけです。この制球力さえ安定すれば、2桁を挙げる事は難しくはない選手である事は間違いありません。問題は如何にして試合でその制球力を保てるかです。

ソフトバンク中田堅一投手の誕生。中日での「暴れ馬」の汚名を払拭し、本来の実力を発揮して取れそうで取れなかった「奪三振」の記録も築いて欲しいと願います。