話題の「亀田問題」分かりやすく解説。何が問題なのでしょうか。

話題の「亀田問題」分かりやすく解説。何が問題なのでしょうか。
最近ボクシングに全く興味の無い人も「亀田問題って何?」という質問をする人が増えています。一時派手なパフォーマンスでボクシング界で有名になった「亀田三兄弟」が、とある問題で亀田三兄弟の「亀田ジム閉鎖」や「プロボクサーライセンス停止」の可能性が出てきています。

事の発端は、亀田三兄弟次男である「亀田大毅」選手の統一戦(チャンピオン同士がベルトをかけて戦う試合)です。亀田大毅はIBF(海外のボクシング団体)世界スーパーフライ級のチャンピオンでした。そしてその相手がWBA(海外のボクシング団体)世界スーパーフライ級リボリオ・ソリスでした。

ソリス選手はボクシングでは必ず行われる計量(体重が階級の規定範囲に収まっているか)を失敗して、罰則としてWBAのチャンピオンベルトを失いました。このため試合前には次の様にマスコミやTBSの生中継で放映されました。

1.ソリス選手が勝っても大毅選手のIBFのベルトは手に入らない。
2.ソリス選手が負けたら、大毅選手はIBFのベルトを保持したまま、WBAのベルトも手に入る。
3.大毅選手が負けたら、「IBFのベルトを失う。」

この「3」が最大の問題点となっています。これは試合の前から公に発表されていた事です。今は削除されていますが、大毅選手のブログでも「負けたらベルトを失う。」と自分で書き込んでいました。

試合の結果はソリス選手が判定勝ちしたため、大毅選手のベルトは無くなるはずです。しかし試合終了30分後にIBFの立会人が「負けてもベルトは保持したまま」という発言をしました。

そこでJBC(日本のボクシング団体)は亀田ジム社長の亀田興毅選手や大毅選手に事情聴取を行おうとしますが、かなり時間が経過してから現われたのは代理人である「北村弁護士」でした。

亀田陣営としては、裁判に持ち込んでも良いという強気の姿勢でいます。しかし、JBC側も厳罰の上、裁判に持ち込んでも良いという「亀田ジム」VS「JBC」という構図が出来上がってしまいました。

IBFは前日にルールを決める場で「大毅選手が負けてもベルトは失わないと決まっていた」と主張し、JBCは先ほど書いた3つの項目通りになると決まっていたと主張しています。

更に問題であるのはこれが「王座統一戦」とされていたことです。「負けてもベルトを失わない」というのはベルトをかけていない「ノンタイトル」という試合だったという事になります。これでは統一戦としてお金を出して観に来たファンにはたまりません。

他にも細かい事はあるのですが、大雑把に説明するとこれが現在の「亀田問題」となります。1月下旬にはJBCの判断がくだる模様ですが、ここまで日本のボクシング協会と揉めてしまうと、亀田家には良くない事ばかりです。

普通に考えれば、負けたのだから「ベルトを返上」していれば何も問題は無かったと思います。当の本人である大毅選手はブログも更新せず、一切の発言をしていません。本人の意思なのか、亀田陣営が何も言わないようにさせているのか、詳細は分かりません。