八重樫東VSロマゴン・井上尚弥初防衛戦

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9月5日東京・代々木第2体育館にて、WBC世界フライ級王者「八重樫東(やえがしあきら)」と「軽量級に敵はなし」井岡一翔や亀田興毅が「回避」した怪物「ローマン・ゴンサレス(ロマゴン)」のタイトルマッチが決定しました。

ロマゴンは強すぎて誰もが逃げ回っていましたが、サムライ八重樫は自ら大一番に挑みます。

八重樫は過去に井岡と王座統一戦(チャンピオン同士)を行い、激しい打ち合いの末に敗れました。打ち合いを得意とする八重樫を完膚なきまでに叩きのめした井岡ですが、彼は事実上ロマゴンから逃げた形になりました。

そして、「3兄弟同時世界チャンピオン」という”ギネス記録”を打ち立てた亀田一家の長男で”3階級制覇”を果たした亀田興毅も、ロマゴンの挑戦から逃げました。

なぜ、ロマゴンと誰もやりたがらないのか。それは軽量級にはありえない強さを持っているからです。ロマゴンの戦績は現在、39戦39勝”33KO”無敗です。39試合行って、33人を殴り倒しているのです。

それも重い階級なら稀にいますが、彼はミニマム、フライという日本人向きの軽い階級です。

ミニマム級は約「47kg」、フライ級は約「49kgから51kg」の間で試合を行います。そんな階級でこのKO率は人間離れしたパンチ力がある証拠です。

そんな怪物に自ら挑む「八重樫東」は、日本のボクシングファンから賞賛を浴びています。「強い相手と戦いたい」というボクサーがほぼ皆無の日本において、負けると分かっていても挑む・・・。男らしい、真のボクサーと言えます。

日本最短プロ6戦目でWBCライトフライ級世界王者となった井上尚弥は、WBC同級15位の「サマーッレック・ゴーキャットジム」と対戦します。井上にしては随分弱い相手を選らんだように見えますが、井上は1度防衛したら、ベルトを返上する予定です。

そこでWBCの上位ランカーは最強の王者との対戦を避け、井上がいなくなった空位の王座を狙うために試合を避けたのではないかと言われています。

八重樫にしても井上にしても、実力や人柄共に王者に相応しい人物です。ロマゴンは八重樫に勝つと3階級制覇達成となります。正直八重樫に勝ち目はないでしょう。それ程までに強いボクサーです。おそらくは打ち合いでの早いラウンドでのKO決着となるでしょう。